デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

習慣がないと機能しづらい?

 

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 マンガのようなこと、私はよくあります。普段は、帰宅したら机のイスに上着をポイッと掛けて、その辺にカバンを置く。恥ずかしい話ですが、コートをハンガーに掛けたり、荷物を荷物入れに入れる習慣がありません。だから、座席をゆったり使ってもらうためにお店が用意してくれたハンガーやカゴも、使っていないことが多いんです。

 

習慣がないと機能しづらい。提供する側でも使う側でも、似たような経験をしたことはありませんか?以前、家具デザインの仕事をしていたときの話です。可動できる商品を考えたところ、「家の家具を動かすことなんて、ほとんどないですよ。」とお店の女の子から言われて、ハッとしました。確かに自分はやっていない…、そうしたほうが良いこと、そうしたほうが便利になることがあります。でも、その時に一度「そうする習慣があるか?」と考えてみるのもありかもしれません。スマホのように馴染みが無くても受け入れられていくモノもありますが、そんなスマホもきっと私たちの習慣にもとづいて考えられているはずです。

 

 

あなたは、用意されても使わなかった経験がありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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電信柱があって良かった?

 

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 私はどういわけか、道端で倒れている人によく遭遇します。ここ1年で4回も…。夜中に高齢者が道で倒れ込んでいたり、ときにはケガをして動けない人もいました。そんなときに、とても助かったのが電信柱。知らない土地で救急や警察に場所を知らせる際、電信柱に書いてある住所を見てすぐに伝えることができたからです。声を掛けながら電話をして、スマホで調べている時間もなかったので本当に助かりました。

 

送電線が地下になって、電信柱が無くなっている地域も増えてきています。自然災害の影響を受けにくいし、景観もよくなる。メンテナンスが大変そう…などと余計な心配をしていますが、地下化は賛成です。ただそうなったときに、瞬時に住所を知る方法がなくなってしまうなと思いました。何かを大きく変えるときには、無くさなければならないこともある。自身の仕事でも、それを相手に理解してもらうことが多いんですが、それは分かっていながらも、良かった部分をどうにか別のカタチで残せないものかと考えてしまいました。

 

 

あなたは、これから無くなっていくモノの中で、残してほしい点などはありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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リスク0は失敗する?

 

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 最近は小売業も厳しいようで、できるだけリスクの少ない方法をとるようになっています。特に在庫をかかえるのは大きなリスク。在庫を持たずに売れたら注文をして取り寄せたり、在庫をメーカーから預かって売れなかったら返却できる方法もあります。ただ、それらのやり方でうまくいっている例をなぜかあまり見かけません。

 

本当はメーカー側としては商品をまとめて仕入れてくれたほうがいい。その都度商品を発送したり、売れなかった商品が返却されたりなので大変で、関係性もあまりよくありません。販売店は、在庫を抱えてどうにか売り切らないといけない状況と比べると、どうしても「売れなくても大丈夫」という意識が働いてしまいます。利益も在庫販売より少ないし…。その結果、あまり売れない状態になる。経営としてリスクを最小限にするのは重要なことなので、在庫を抱えないという判断は頷けます。でも、「リスクが無い=結果を出さなくても大丈夫」となってしまうこともあるので、気を付けたほうがよいかもしれません。

 

 

あなたは、リスクを背負ったほうがいいと思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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見つからないときの探し方?

 

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 先日、ある仕事でイベントができる場所を探すことになりました。ところが、イベント会場検索サイトなどでいくら探しても、求めている条件に合う会場が見つかりません。出てくるのは、貸し会議室や貸し切りができる飲食店など…。そこで、自分たちがこれからやろうとしているイベントと同じようなことを過去にやった人が、ネットに開催レポートなどをあげていないかと考えました。そして、その人たちがその記事に使っていそうな言葉で検索してみたところ、会場検索サイトには掲載されていないスペースを見つけることができました。そこは、とある会社の中にある一画。普通に探しても到底見つけることができなさそうです…。

 

簡単に探せる・探しやすい方法は、たくさんあります。でもその方法で見つかるのは似たような結果なことが多い。そんな中でも、すぐに結果に辿り着ける人がいて、その人の探し方を見ると、面白い探し方をしていたりします。「検索ワードセンス」なんて言葉もありますが、自分が求めている結果をネットに載せる人がどんなふうに載せるかを考えたら、見つからなかったものが見つかるかもしれません。ネットに頼ってばかりでもダメなんですけどね。

 

 

あなたが知っている、見つかりにくいものを見つける方法は何かありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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外から見てどう?

 

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 私はフリーランスで仕事をしています。いただく依頼は様々ですが、その中の3分の1ほどは、依頼をくれた会社の社内でも対応ができる内容です。それでも外部に依頼する理由は、対応しきれないことだけが理由ではありません。話を聞くと、「外からの目線で考えてほしいから」という意見が多いんです。

 

私も経験して気付けたことですが、内部に身を置いていると、客観的な視点でみているつもりでも、どこか自分たちの都合で考えてしまいます。お客さんは自分たちを好意的にみてくれていると思ったり、自分たちが仕掛けたことにちゃんと反応してくれると考えたり…。でも、関係のない外から同じものをみると、いち消費者として全くちがうみえ方。じっくり目を通してくれると思ったチラシも、普段はちらっとだけ見て捨てていたりします。もちろん、内部にいても世間一般の感覚が分かっている人もいますが、外部に依頼することで常に客観的にどうか?を重視している会社が意外に多いことにあらためて気付きました。

 

 

あなたは、外部からの視点を取り入れていますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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いろいろあっても笑顔でチャラ?

 

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 ここ最近で一番と言っていいほどハードな週末を過ごしました。木曜日は早朝から空間コーディネートの仕事に出かけ、家具を組み立てたり設置したり…。その日のうちに2つの場所を仕上げ、担当の方のOKをもらって帰ってきたのは深夜2時頃。帰宅後はそのまま次の日に納める仕事を仕上げ、仮眠を取って翌日はイベントの準備と設営に…。開始後はいろいろと予想できなかったことも起きてしまいましたが、なんだかんだで無事終えることができました。

 

そして、打ち上げ会場でグッタリしていたところに、イベントを手伝ってくれた人が話しかけにきてくれました「顔色わるいけど大丈夫?」。疲れた感じを出してはいけないんですが、その日ばかりは隠し切れず…。その人は雑談の中で、自分や仲間がとても楽しめたと嬉しそうに話してくれて、参加者が楽しんでいた様子も教えてくれました。…で、話が終わる頃、「顔色よくなったね♪よかった!」と…。楽しんでくれたんなら良かったなぁ~と、いろいろ大変だったことが報われた気持ちになってホッとしたのかもしれません。前日のコーディネートの仕事でも、担当の方がとても喜んでくれたのを思い出し、自分の仕事は「喜んでもらえること」で支えられているんだなと、あらためて実感できました。

 

 

あなたは、大変だったことが報われたなぁと思えた瞬間はありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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緑色のショベルカーは...?

 

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 一般的に建機などの工事車両には、周囲に危険を知らせる警告色である黄色が使われています。ショベルカーの黄色。でも、緑やオレンジのショベルカーもあります。「危険だと黄色」と覚えてしまうと、黄色くない色はそんなに危険でないと思うかもしれない。そんなことを考えてしまいました。黄色=危険。黄色≠緑。緑≠危険?

 

私は今まで、理屈で物事を考えてしまうことに悩んでいました。数年前からは、感性と理屈の双方で考えるようになりましたが、きっとそれまでの考え方だったら、「緑色はそこまで危険ではない」という答えを出していたかもしれません。情報を整理したり、感覚で決めつけないために理屈で考えることはとても大事なことです。でも、理屈で考えることに慣れすぎてしまうと、思わぬ答えを出してしまうこともあります。正しい情報と知識を持っていれば、理屈で考えてもそこまでズレた答えに辿り着くことはありませんが、偏った情報と知識をもとに考えることのほうが多いので、注意しなければいけないとあらためて思いました。

 

 

あなたは、理屈で考えた答えに違和感を持ったことはありませんか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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気心の知れた仲間?

 

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 会社内での部署異動。経験したことのある人もいるのではないでしょうか。他部署の経験を積むことでいろんなことを身に付けるのが目的の1つですが、私が気になった部署異動の目的は「馴れ合い防止」というものです。ずっと同じメンバーで仕事をしていると、細かなことがルーズになっていったり、悪い意味での阿吽の呼吸みたいなもので進めてしまうようになったり…。結果、仕事の成果を上げにくい環境になるケースもあるそうです。

 

確かに、結果を求められるスポーツなどをみても、何年も固定のメンバーで試合をしているチームは1つもありません。常に新しい選手が入り、仲間が他のチームに移る。自分の立ち位置がその度に変わり、試合に出られるかどうかも分からない。そういった新鮮な環境だから、常に結果を出す意識が働いているのではないかと思いました。気心の知れた仲間とだったら、何をするにも快適。でも、快適な環境と強いチームはイコールではないような気がします。気心知れた仲間同士が、必ずしも馴れ合いになるわけではなりませんが、その可能性が高いのも否定できません。

 

 

あなたは、ずっと同じメンバーで伸び続けることができると思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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光が十字に見える?

 

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 夜の街灯や星が十字に見えることがありますよね。本来は均等に拡散する光りですが、部分的にさえぎるものがあると、十字や星形のように伸びて見えるそうです。雲の状態やまつげなどの自分の目の状態、照明のカバーなど。動画や写真であれば、レンズの構造によっても変わるそうです。光りをさえぎるものとさえぎらないものがある。だから、さまざまな広がり方に見えるんですね。

 

光りを光りっぽくするために、私は何も考えずに十字に光っているように表現していたことがあります。本当は、環境によって見え方が異なるはずなのに…。理由が分かったからといって忠実に再現することは出来ませんが、そうである理由が分かっていれば、むやみやたらに十字に光らせたりはしません。分かっていて使うのと分からずに使うのでは、最終的に表現したモノに大きな差が出てしまうような気がします。ロジカルな思考に偏ってしまうのもよくありませんが、そうあるべき理由が分かれば、きっと自信が持てますし、説得力のあるモノになるはずです。

 

 

あなたは、夏場に遠くの景色がユラユラ見える理由を知りたくありませんか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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伝えられない人はいない?

 

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 私はしゃべるのが得意ではありません。それでも、自分の考えを伝えなければいけない場面がたくさんあります。だから、言葉で伝えきれないときはこのブログのように絵を描きます。絵で伝わらないときは、参考資料を用意。時には、私以外の人に代わりに話してもらうことだって…。そんなこんなで、何とか伝わります。だから、口下手が伝えられない理由にはならないと思っています。

 

芸人の出川哲朗さんの外国人とのコミュニケーション。英語がほとんど話せないのに、聞きたいことの答えを必ずと言っていいほど引き出します。関係のありそうな片言の英語とジェスチャー、もちろんそれらがヒントになっているんですが、何とか伝えたい!という気持ちが届いて、相手がどうにか汲み取ろうとする状態になっているからだと思っています。伝える方法はたくさんあります。自分が使っている方法でうまく伝わらないからといって、伝えることに苦手意識を持ってしまうのはもったいないので、使ったことのない方法を試してみてください。私もまだまだ伝え下手なので、いろいろと試していきたいところです。

 

 

あなたが使っている「伝えるための方法」は、どんな方法ですか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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モグラにはサングラス?

 

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 そういえば、どうして漫画に出てくるモグラはサングラスをかけているのか?たまたまそんなイラストを見かけて、とても気になってしまいました。動物は、徐々に暗くなって徐々に明るくなる環境なので、急にまぶしくなることは少ない。でも、モグラは真っ暗な所から急に明るいところに出ることもあるから、日差しが眩しいはず…と、優しい人がモグラにサングラスをかけてあげようと考えたのではないかと思っています。本当の理由は、調べても分かりませんでした。

 

そう考えてみると、上の漫画のように、地中で穴を掘っているときにサングラスをかけていて、穴から外に顔を出したときにサングラスを外すというのは、本当はおかしいはずです。土が目に入らないためのゴーグルなら分かるんですけどね。本来そうなった理由を知らずに別の表現や使い方をしていることって、探すと結構あるような気がします。はじめにそうした目的や意図を知らなければいけないわけではありませんが、それを知ると面白い発見もあります。「あ~だからこうなってるわけね…♪」。何となく当たり前のように使っている表現などがあったら、どうしてそうなったのか考えるだけでも頭の体操になるので、時間があったらやってみてください。

 

 

あなたは、「それ本来の意図とちがうんじゃないの?」と思ったものはありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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続けられるテーマ?

 

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 この記事で700日目になりまして、どうして続けていられたのか理由を考えてみました。もちろん読んでくださる方がいるのが励みになっていますし、根気強く続けたというのもあるんですが、はじめるときに決めたブログのテーマが結構ポイントだったような気がします。

 

はじめるとき、やるからには何とか2年ぐらいは続けよう!と意気込んで考えていたときのテーマ候補は、「デザインで影響を受けたこと」「良いと思ったデザイン」など、内容を絞り込んだものでした。ただ、そこまで絞り込んでしまうと絶対に続かないと思い、「日々感じたことをデザインに絡めて書く」という少し曖昧なテーマにすることに。漠然と好きなことを書いてもなかなか読んでもらえないので、そこにベースとなるものだけ用意することにしたんです。それがブログとして良いテーマだとは正直思っていませんが、続けることを目標とするとしたら、条件を絞り込みすぎないほうが続けられるかもしれません。

 

 

あなたが続けていることは、どんなテーマですか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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中心はどこ?

 

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 皆さんはどちらが中心に揃えたものだと思いましたか?正解は「A」。えっ!?と思った人もいるのではないでしょうか。パソコンを使って機械的に中心揃えなどを行うと、Aになってしまいます。でも、私はそれをほとんどしません。目視で中心を捉えるようにしています。それが「B」です。左右の形状の違いや塗り面積のバランスを、その都度判断して中心を考える。そのやり方に賛否はあると思いますが、制作したものを誰もが機械的に見るわけではありませんので、感覚的なところを大切にしています。

 

例えば、Twitterを起動したとき、ブルーの背景に白い鳥のマーク。鳥のマークの位置は中心よりも少し上に表示されます。それは、画面全体の中心ではなく、はじめに見る位置を中心として考えているからではないかと思っています。パソコンの左右揃え、上下揃え、中心揃えなどはとても便利ですが、そのままでは微妙なズレが気になったり、機械的に簡単に作られたことに冷めてしまうこともあります。時間があったら、身の回りの雑誌や広告をその目線で見てみてください。きっと単純に揃えた表現は少ないはずです。

 

 

あなたは、AとB、どちらが見やすいと感じましたか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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自然と手伝うとき?

 

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 突然ですが、あなたが他の誰かを手伝っていたとき、その人はどんな状況でしたか?たぶんほとんどの場合、その人が大変そうだったからだと思います。上司の命令で仕方なく手伝うのは別として、自分から手伝おうと思って行動したときは、相手が大変だったから。身の回りのいろんな人を観察していると、よく手伝ってもらっている人と、ほとんど手伝ってもらえない人がいます。どちらも人柄や仕事量などの差はありません。強いてあげるなら、大変そうな人が手伝ってもらっているぐらいです。

 

ポイントは、こちらから見て「大変そう」だと思うかどうか。本人にとってどんなに大変な状況でも、その大変さが分からなかったり、周りから見て「そんなの楽勝でしょ」と思われていれば、手伝う気持ちにはなりません。逆に、「事情はよく分からないけど大変そうだな…」「自分は今手が空いているから…」「体調わるそうだな…」など、相手のほうが大変だと判断できれば、自然と手伝います。会社やチームで互いのサポートがうまくいっていない状況に出会うと、大概そこにいる1人1人が自分が一番大変だと思っている印象があります。サポートするように指示するのは簡単ですが、強制したところで関係性はよくなりません。仲間の仕事を理解し、敬意を払って接することができなければ、いつまで経ってもチームワークは良くならないような気がします。

 

 

あなたは、どんなときに手伝おうと思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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落としどころは妥協じゃない?

 

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「このあたりが落としどころかな~」。理想はいろいろあっても、実現可能なラインに合わせなければいけないときってありますよね。例えば、旅行。ハワイに行きたいと思っても、予算の都合でグアムやサイパンにする。でもそれは、その時のベストな選択です。目的が楽しむことであれば、どうにか頑張ってハワイまでの飛行機代とホテル代を工面できたとしても、現地で節約しなければいけないようなら楽しむ余裕がなくなってしまうかも…。

 

落としどころ=目的に合わせて総合的に判断したときのベストな選択。そう考えてみるのはいかがでしょうか。自分の提案が妥協しているように感じたとしたら、それは本当に妥協しているから。目的がお客さんに満足してもらうことなのに、サービスの質を下げるのは「妥協」。他のところでどうにか調整してサービスの質を下げないようにするのは「落としどころ」。目的達成のための実現可能な提案だったら、それを見て誰も妥協だとは思わないはずです。もし、そういった話し合いの場で、人によって捉え方が異なるとしたら、それは目的の共有ができていないだけかもしれません。

 

 

あなたは、「落としどころ」という言葉を聞いてどう思いますか?

 

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