デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

記事の変化は、心境の変化?

 

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「最近のブログ、言い切るような書き方に変わったね。」久しぶりに読んだという人からそう言われました。このブログはもともと、それが正しいのかどうか判断ができない内容について「どうなんでしょうね?」という書き方をしていました。今でもそうやって書いているつもりなんですが、読み返してみると言い切っていたり、Aの方が正しいと言っていることが…。その人曰く、その理由は人に教えることが多くなったからではないかと。教えるとまではいきませんが、確かに最近は人にアドバイスをしたり、自分の考え方を説明するような機会が多かったんです。言い切らないといけない状況。だから、ブログの書き方も変わってしまったのでしょうか…。

 

自身が置かれている状況によって、表現されるものが変わる。本当はよくないことなのかもしれませんが、多かれ少なかれ出てしまうこともあるような気がします。例えばコンペのプレゼンでも、「この仕事を取らないと会社がもたない…」という状況の人からは鬼気迫るものを感じますし、参加できるだけでもヨシと考えている人はいい感じに力が抜けていたりします。もちろん自分の状況に関わらず高いパフォーマンスができる人もいますが、私はできないタイプ。だからきっと、良いデザインをする以前に、適した状況に身を置いておく必要があるのかもしれません。

 

あなたは、自分の状況によってやることに変化はありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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新品でおもてなし?

 

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 自分のために新しい物や普段は滅多に使わない物を用意してくれると、「こんなふうにもてなしてもらえるなんて嬉しいなぁ」と気持ちがグッと持っていかれてしまいます。例えば招かれた食事で、簡単には手に入らない食材やお酒をふるまわれたり、普段は棚に飾ってある高級なグラスや食器をはじめて使うなど、特別な扱いをしてくれていると感じることがありますよね。

 

昔の茶室では、柄杓は常に新しいものを用意して、使うのはその一回限りだったそう。使い続けるのが難しい木や竹を加工した道具は、作りたての自然の匂いや季節を感じさせ、おろしたての佇まいを感じてもらえる最高のおもてなしの道具だったそうです。物を大事に使うことはもちろん大切なことですし、使い捨てが必ずしも良いことではありません。気持ちを込めて向き合えば想いを相手に伝えることができますが、特別なおもてなしをするとしたら、新しいものをその相手のためだけに使うというのも1つかもしれません。

 

 

あなたは、どんなときに新品をおろしますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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使う予定のない準備?

 

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 普段は何をするにしても適当に準備する程度の私も、当たり前ですが仕事ではできる限りの準備をします。どちらかといえば細かい方で、「そんなところまで気にして準備しておく必要ないでしょ」と言われることも…。必ず使うものだけではなく、不測の事態に備えるようになったのは、以前の職場の先輩がきっかけです。

 

その人は、家具の組み立てや修理などを担当していて、どこに行くにも重い工具一式を欠かさず持ち歩いていました。予定では使わない工具ばかり。ある時、その人がお客さんの家に書類を届けに行くことがありました。当然、工具は必要ありません。いつものように工具を持っていくと、書類を届けた先で収納家具の扉が少し歪んでいたのを発見。「ついでに扉を直しましょうか?」。…その後、そのお客さんはまた家具を買ってくれました。「準備は使わないことがほとんど。でも、何かあったときに役立つ。この何かあったときがとても大事だったりするんだよね~」。その話を聞いてから、準備しておくことの大切さを意識するようになった気がします。

 

 

あなたは、使う予定のないものを準備しますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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なんかスゴそう?

 

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「詳しいことはよく知らないけど、何かスゴそう♪」そんなきっかけでモノを買ったり、サービスを利用することがあります。一時、サプリメントや青汁などにハマって飲んでいましたが、それを飲み続けることで具体的にどんな効果があるのかは恥ずかしながら詳しいことまで分かっていたわけではありません。理由は、何となく健康になりそうだから。決して、メーカーがきちんと説明していないわけではなく、こちらがきちんと知ろうとしていないだけなんですけどね。

 

私の場合だけかもしれませんが、さわりのきっかけでポジティブな印象を持つと、その後に詳しいところまで知ろうとしません。だから何かを考えるときは、利用者がはじめに接するところを大切にしています。例えば、物件に家具や雑貨をコーディネートする場合。予算の都合などもありますが、重要だと考えているのは玄関です。玄関をしっかり作り込んでおくと、期待感を持ってくれるから。そうすると、室内のコーディネートに対して好感を持って見てもらえます。入口で「スゴそうだな!」「期待できそう♪」と思ってもらうことは大切。もちろん中身が伴っていなければ何の意味もありませんが、はじめの接点の印象次第で、全く異なる見え方になってしまうから不思議です。実際の効果よりもスゴいと感じさせるうたい文句には注意しなければなりませんけどね。

 

 

あなたは、ダイソンの製品がどんなふうに良いか詳しく知っていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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二次利用はすぐに分かる?

 

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「あぁ、ここはきっと以前飲食店だったんだろうな…」。新しくできたお店に行ったとき、きれいに仕上げられていても、それが新しく考えて作られた内装か、元々あったものに手を加えた内装かがすぐに分かります。いわゆる居抜き物件というもの。一度壊して新しく作り直すよりも出店時のコストを節約できるので、確かに賢いやり方です。でもその元となっているのは、以前あったお店に合わせて考えられた内装。今のお店に合わせて考えられたものではありません。

 

仕事をしていると、使い回せそうなアイデアやデザインが出てきます。それを流用すれば、新たに考えるよりも時間と労力がかからない…。でも、それは出来る限りやらないと決めています。理由は、二次利用したことが必ず相手や利用者に分かってしまうから。企画内容も目的も状況も異なるのに同じ答えでよいはずがないので、微妙にズレた答えを出してもそこには違和感が出てしまうんです。コストや時間を考えると、新たに作ることが難しいケースももちろんあります。だから、私も正直そうしてしまうことも…。ただ、それでうまくいったことはほとんどありません。

 

 

あなたは、二次利用に対して違和感をもったことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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表で主張しない?

 

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「裏まさり」という着物をご存知でしょうか?外側は地味な生地で、内側が派手に仕上げてある着物です。一般の人が派手な格好をできない時代ということもあって、お洒落な人が考えた自己主張のひとつ。この着物について、ある本で「裏まさりを身に付けている人は、自己主張の達人だ。」と書かれていました。意味は若干異なりますが、自分の身の回りと照らし合わせてみると、本当の意味で主張の強い人は確かに表面的に主張していないなと。

 

「この人の主張には芯があるなぁ」「とてもシンプルな提案だけど、裏でとことん推敲したのがにじみ出ているなぁ」。実際に接したときに、そんなふうに主張の強さをひしひしと感じることがあります。でも、そういう人に限って表面的にアピールしない。それはきっと、そうしなくても伝わるから。表面を繕う必要がないからなのかもしれません。自分自身はどうかというと、表面的に作っていることが多い…。よくよく考えれば、それは結果的に自信の無さを相手に伝えているようなものです。積極的に表に出すことはもちろん必要。ただ、表に出さないほうが自信が相手に伝わるという場合もあります。内に秘めたものがにじみ出るぐらいになるには相当な努力が必要ですが、時には表面的に繕わないほうがよいのかもしれません。

 

 

あなたは、自己主張を表に出しますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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感覚でやらない?

 

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 家族でよくテレビの「天才!志村どうぶつ園」をよく観ています。その中でいつも感心してしまうのが、森泉さんが犬の遊び場を作るコーナー。デザインが云々以前に、実際に使うワンちゃんたちが使いやすいかを常に考えている点が素晴らしいんです。例えば、少し高い場所にあがるためのスロープの角度。必ず、一番体が小さい子や足の具合がわるい子に協力してもらって、その子たちがスムーズに上り下りできるかを確認します。感覚で「このぐらいで大丈夫だろう」と決めつけない。自身も動物を飼っていて、これまでたくさんの動物と接して遊び場を作ってきた経験があっても、その感覚に頼ることをしないんです。

 

経験を重ねていくと、その都度調べなくても感覚的にある程度の判断ができるようになります。でもそれは、ある程度。本当に使う相手の立場で考えて、可能な限り使いやすくしようと思ったら、細かく調べることはもちろん、対象に近い人や当事者に協力を仰ぐのが自然なことなのかもしれません。でも、それをやらないことが多い…。自分の経験を過信しすぎているのもありますが、どこかで「ある程度」でよいと考えてしまっているのかもしれません。

 

 

あなたは、感覚に頼らずに実験してみたことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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おごる=ありがとう?

 

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 私はどちらかというと人間不信です。頭では信用したいと思っていても、どこか疑いの目で見てしまいます。例えば、何かしたわけでもないのにご馳走を奢ってくれる。「何でだ…?」と理由を探してしまいます。お恥ずかしい限りですが、そんなとき大抵奢ってくれる人は、特に何も考えていません。「いやぁ一緒に呑みたいなと思ってたから、来てくれたお礼にご馳走しようと思ってね♪」その程度。

 

単に「ありがとう」の気持ちをカタチにしてくれただけです。「ありがとう」と言われて、「何の見返りを求めているんだ?」なんて思う人はいませんよね。ご馳走したり、プレゼントをしたり、いいねしてくれたり…。何かしてくれる人は、何も求めていないのだと思っています。もちろん人によっては、本当に見返りを求めている場合もあると思いますが、きっとそれは見れば分かるはず。相手の好意を歪んだ目で見てしまう自分を恥ずかしく感じる。これからそうならないように書き留めておこうと思います。

 

 

あなたは、相手の好意を素直に受け止めていますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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伝わって嬉しい?受け取れて嬉しい?

 

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 伝わって嬉しい。受け取れて嬉しい。そんな感覚を味わった経験はありませんか?私は自分の仕事のなかで、誤解のないように伝えたり、分かりやすく伝える方法を選ぶことが多いんですが、それが良いのかどうか迷うこともあります。ストレートに伝えば確かに伝わるけど、それで伝えた側はどう感じるのか?受け取った側はどう思うのか…?

 

目的は、伝えること。それを達成するために選んだ手段で、きちんと伝わったならそれは正しい。そう考えてしまうことに疑問を持ったんです。マンガのような遊びも含め、世の中にはいろんな伝え方がありますよね。特に日本は直接的に伝えないことも多く、相手に感じとってもらったり、想いが間接的に伝わって何かを感じたりします。そういったことで、ストレートに伝える以上に、強く熱く伝わることもある。例え伝わったとしても、すぐに頭から消えてしまうような伝え方だったとしたら、伝わりづらくても残るような気持ちを動かす伝え方を選んだほうがよいかもしれません。

 

 

あなたは、分かりづらいけど分かって嬉しかった経験はありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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未来図とリンク?

 

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 オシャレになりたいから、オシャレな所に行く。洋服屋さんや美容室、雑貨屋さんや飲食店、観光スポットなど…。そこには、自分が近い未来にそうなりたいが反映されているような気がします。例えば、美容室。カットや染色のテクニックがあって、そのための環境が整っている美容室であれば特に問題はありません。それでもお店によってお客さんに偏りがでる。もちろん立地条件や料金、居心地や美容師さんのコミュニケーション能力もありますが、「あの美容師さんみたいにオシャレになりたいなぁ」「いつか自分の部屋をここの雰囲気みたいにしたいなぁ」そんなところが影響しているのではないかと考えてみました。

 

以前、こんなことを聞かれたことがあります。「どうしてお店をオシャレにしなければいけないんですか?商品をしっかりとアピールできていて、見やすくなっていれば良いのでは?」。一瞬考えてしまいましたが、私はお客さんが描いている未来図と重なる部分を作ることの重要性を話したと思います。『お客さんが近い将来、どうなりたいのか?』それを考えてカタチにすれば、「ここなら理想に近づけるかも♪」と思ってもらえるかもしれません。

 

 

あなたが雑誌を買うとき、どんな理由で選んでいますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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習慣がないと機能しづらい?

 

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 マンガのようなこと、私はよくあります。普段は、帰宅したら机のイスに上着をポイッと掛けて、その辺にカバンを置く。恥ずかしい話ですが、コートをハンガーに掛けたり、荷物を荷物入れに入れる習慣がありません。だから、座席をゆったり使ってもらうためにお店が用意してくれたハンガーやカゴも、使っていないことが多いんです。

 

習慣がないと機能しづらい。提供する側でも使う側でも、似たような経験をしたことはありませんか?以前、家具デザインの仕事をしていたときの話です。可動できる商品を考えたところ、「家の家具を動かすことなんて、ほとんどないですよ。」とお店の女の子から言われて、ハッとしました。確かに自分はやっていない…、そうしたほうが良いこと、そうしたほうが便利になることがあります。でも、その時に一度「そうする習慣があるか?」と考えてみるのもありかもしれません。スマホのように馴染みが無くても受け入れられていくモノもありますが、そんなスマホもきっと私たちの習慣にもとづいて考えられているはずです。

 

 

あなたは、用意されても使わなかった経験がありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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電信柱があって良かった?

 

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 私はどういわけか、道端で倒れている人によく遭遇します。ここ1年で4回も…。夜中に高齢者が道で倒れ込んでいたり、ときにはケガをして動けない人もいました。そんなときに、とても助かったのが電信柱。知らない土地で救急や警察に場所を知らせる際、電信柱に書いてある住所を見てすぐに伝えることができたからです。声を掛けながら電話をして、スマホで調べている時間もなかったので本当に助かりました。

 

送電線が地下になって、電信柱が無くなっている地域も増えてきています。自然災害の影響を受けにくいし、景観もよくなる。メンテナンスが大変そう…などと余計な心配をしていますが、地下化は賛成です。ただそうなったときに、瞬時に住所を知る方法がなくなってしまうなと思いました。何かを大きく変えるときには、無くさなければならないこともある。自身の仕事でも、それを相手に理解してもらうことが多いんですが、それは分かっていながらも、良かった部分をどうにか別のカタチで残せないものかと考えてしまいました。

 

 

あなたは、これから無くなっていくモノの中で、残してほしい点などはありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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リスク0は失敗する?

 

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 最近は小売業も厳しいようで、できるだけリスクの少ない方法をとるようになっています。特に在庫をかかえるのは大きなリスク。在庫を持たずに売れたら注文をして取り寄せたり、在庫をメーカーから預かって売れなかったら返却できる方法もあります。ただ、それらのやり方でうまくいっている例をなぜかあまり見かけません。

 

本当はメーカー側としては商品をまとめて仕入れてくれたほうがいい。その都度商品を発送したり、売れなかった商品が返却されたりなので大変で、関係性もあまりよくありません。販売店は、在庫を抱えてどうにか売り切らないといけない状況と比べると、どうしても「売れなくても大丈夫」という意識が働いてしまいます。利益も在庫販売より少ないし…。その結果、あまり売れない状態になる。経営としてリスクを最小限にするのは重要なことなので、在庫を抱えないという判断は頷けます。でも、「リスクが無い=結果を出さなくても大丈夫」となってしまうこともあるので、気を付けたほうがよいかもしれません。

 

 

あなたは、リスクを背負ったほうがいいと思いますか?

 

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見つからないときの探し方?

 

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 先日、ある仕事でイベントができる場所を探すことになりました。ところが、イベント会場検索サイトなどでいくら探しても、求めている条件に合う会場が見つかりません。出てくるのは、貸し会議室や貸し切りができる飲食店など…。そこで、自分たちがこれからやろうとしているイベントと同じようなことを過去にやった人が、ネットに開催レポートなどをあげていないかと考えました。そして、その人たちがその記事に使っていそうな言葉で検索してみたところ、会場検索サイトには掲載されていないスペースを見つけることができました。そこは、とある会社の中にある一画。普通に探しても到底見つけることができなさそうです…。

 

簡単に探せる・探しやすい方法は、たくさんあります。でもその方法で見つかるのは似たような結果なことが多い。そんな中でも、すぐに結果に辿り着ける人がいて、その人の探し方を見ると、面白い探し方をしていたりします。「検索ワードセンス」なんて言葉もありますが、自分が求めている結果をネットに載せる人がどんなふうに載せるかを考えたら、見つからなかったものが見つかるかもしれません。ネットに頼ってばかりでもダメなんですけどね。

 

 

あなたが知っている、見つかりにくいものを見つける方法は何かありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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外から見てどう?

 

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 私はフリーランスで仕事をしています。いただく依頼は様々ですが、その中の3分の1ほどは、依頼をくれた会社の社内でも対応ができる内容です。それでも外部に依頼する理由は、対応しきれないことだけが理由ではありません。話を聞くと、「外からの目線で考えてほしいから」という意見が多いんです。

 

私も経験して気付けたことですが、内部に身を置いていると、客観的な視点でみているつもりでも、どこか自分たちの都合で考えてしまいます。お客さんは自分たちを好意的にみてくれていると思ったり、自分たちが仕掛けたことにちゃんと反応してくれると考えたり…。でも、関係のない外から同じものをみると、いち消費者として全くちがうみえ方。じっくり目を通してくれると思ったチラシも、普段はちらっとだけ見て捨てていたりします。もちろん、内部にいても世間一般の感覚が分かっている人もいますが、外部に依頼することで常に客観的にどうか?を重視している会社が意外に多いことにあらためて気付きました。

 

 

あなたは、外部からの視点を取り入れていますか?

 

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