デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

アンテナをもう1本?

 

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 いつも張っているアンテナ。私の場合は、「自分の興味があること」「家族の興味があること」「仕事に関わること」の3本です。だから、それ以外については見たり聞いたりしてもすぐに忘れてしまいますし、接触していたとしても気が付きません。それは結構もったいないんですよね。意識していれば得られたはずの情報を、いざ改めて集めようとしてもなかなか集まりません。だからと言ってなんでもかんでも意識して生活することは出来ませんが、普段にプラスしてあと1本アンテナを加えるだけで、得られる情報がグーンと増えます。

 

例えば、グルメ情報を載せるブログをはじめるとなったら、きっと次の日からグルメに関係しそうなものを注意深く観察するようになります。街を歩いているだけでも見え方は変わるはず。でも、ただ意識するだけでは難しいので、私の場合はこのブログをはじめたのが良いきっかけになりました。そのテーマについて書かなければいけないので、ネタになりそうなことをついチェックしてしまう…。ブログは一例ですが、いろんなアンテナを張っている人は、いろんな所にアウトプットする状況に身を置いていたりします。雑学が豊富な人は、大概それを人に披露するのが好きな人だったり。意識する対象を増やすには、アウトプット先を増やすのが手っ取り早いのかもしれません。

 

 

あなたは、どんなものを意識して見ていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

  

1年前はこんな記事でした↓

 

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売れても売らない?

 

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 しょっちゅう履いている靴がボロボロになってしまったので、先日、靴屋さんに行きました。ちょうど自分の足のサイズだけ在庫が残っているお買い得品があったので、試しに履かせてもらおうと店員さんに声を掛けると、「この靴はお客様の足には向いていません。」と。デザインも気に入っていたので履くだけ履いてみると、自分の感覚ではサイズぴったり。「これください!」「いえ、お売りできません。この靴は、使用している生地の量が少ないので、(実際に触りながら)今当たっているココがすぐに痛くなってしまいます。」

 

こちらがどんなに買う気満々でも、その人に合っていなかったら売らない。その店員さんの接客を受けて、「この人は、きちんと相手のことを考えて仕事をしている。」と感心してしまいました。そのお店は、販売ノルマも厳しいお店。月末にお店に行ったので、きっと何がなんでも売りたいと思うのが普通です。もしかしたら、すでに達成していて余裕があっただけかもしれませんが、それでもその対応をした店員さんは素晴らしいなと感心してしまいました。「相手が気に入っているなら良い」。デザインの仕事をしていると、相手が心底気に入ってくれたら、正直それで良いと思ってしまうときもあります。でも、それで効果が見込めなかったり、目的を果たせないものだったら、きちんと伝えて却下してもらう。些細なことですが、ちょっと考えさせられた出来事でした。

 

 

あなたは、相手の人に向いていないと思っても、気に入っていたら良いと考えますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

1年前はこんな記事でした↓

 

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ジュウハチキン?

 

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 皆さんは、どんな想像をしましたか?18歳未満は観てはいけない「18禁」、ゴールドの「18金」、「18日の金曜日」を想像した人もいるでしょうか。ちなみに友人は、クリスマスに食べるローストチキンのような形をした拳銃「銃はチキン」なんて想像をした人もいました。人によって想像するものは様々で面白いんですが、こんなふうにその人の経験や興味のある事柄によって答えが変わったり、質問の裏を読むクセやあえて普通の人が考えなさそうなことを答えることがあります。当たり前ですが、考えによって読み方や捉え方は変わるんですよね。

 

何かを伝えるときに考えなくてはいけないことの1つに、「伝える相手が何を考えているか?」があります。どんな生活をしているのか?普段、何に興味を持っているのか?性別は?性格は?。不特定多数に向けて発信する場合でも、どんな人が多いか?を考えて、それに合わせた伝え方を選びますよね。アニメのイラストを使った企業などのポスターも、ターゲットでない人から見れば「最近は何でもかんでもアニメ風のポスターになって…」と思っても、対象者から見れば興味を持ちやすいし分かりやすい。細かなことまで知ることは不可能ですが、相手の考えに少しでも寄せたら伝わりやすくなるかもしれません。

 

 

あなたは普段、相手に合わせて伝え方を変えていませんか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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希望が評判をつくる?

 

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 私が住んでいる街は再開発が進んでいて、次々に新しいものが出来ている状況です。でも、こんなお店ができる!と噂になったものは、何年経っても出来ていなかったりします。例えば、映画館や家電量販店、ゲームセンターなど。開発される前にはあったものもあるんですが、それらはどれも出来ません。それなのに、「出来るらしいよ♪」と度々噂になるんです。

 

こんなお店や施設が出来るかもしれないと噂になるものには、ある共通点があります。それは、欲しいもの。「映画館が出来たらいいなぁ」「家電量販店があったら便利」といった希望が、噂を作り上げていくのではないかと仮説を立ててみたら、結構つじつまが合うんですよね。確かにそれらが出来たら、わざわざ電車に乗って出掛けなくても、買い物や遊びは全て自分の街で完結できてしまいます。根も葉もない噂が立つのは、そうであって欲しいと思っているから。良い噂もわるい噂もありますが、自分たちに対して良い未来図を描いてもらえれば、きっと良い噂が広まるんでしょうね。逆だと…。

 

 

あなたが最近聞いた噂は、そうであって欲しいと思うことですか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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見て習うから「見習い」?

 

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 最近は「見習い」という言葉をあまり使わなくなったそうです。見て習うから「見習い」。昔は先輩や師匠を観察して、技を盗んだり、見よう見まねで練習したりして覚えていくものでしたが、手取り足取り丁寧に教えていくようになったことで、「見習い」ではなく「研修中」や「新人」などに…。自動車学校で使われている「教習」とうい言葉が、今の時代には一番しっくりくる表現なのかもしれません。「見習い」から「教習い」?

 

教えてもらって習うことが、決してわるいことだとは思いませんし、限られた時間の中で効率よく伝えるにはむしろ良い方法だと思います。でも、その方法で伝えないことが1つ。それは、試行錯誤することです。「同じようにやってもうまくいかない。どうしてだろう?」「なぜ、あの手順でやってるんだ?」失敗して考えて、失敗して考えて…の過程が省略されてしまっているんです。はじめから教えてもらうと良い方法しか知らない。だから、その方法でうまくいかなかった時に困ってしまうんです。仕事でのトラブルなど従来のやり方で対応できない時に動じない人は、見習いをしてきたた人が多い印象があります。新しい人にはすぐに仕事ができるようになってもらわないと困ると考えるのはよく分かりますが、時間がかかっても見習いには見習いの良さがあるんでしょうね。

 

 

あなたは、「見習い」でどんなことが得られると思いますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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昨日までは暴走族?

 

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 私はとても視力が悪く、メガネをかけても0.7程度です。運転免許の視力検査ギリギリ。そんななので、当然遠くのものはよく見えません。ここ数日、仕事から帰宅する途中の脇道の奥に、人がたまって賑やかにしているのをよく見かけました。夜は街灯も無いのでシルエットがぼんやりと見えるだけ。それは、明らかに暴走族が溜まっているようでした。その道をを避けて遠回りをして帰っていたんですが、つい先日、遠回りをしていた方が工事中で、やむを得ずその暴走族がいる道に…。すると、そこにいたのは若めのママさん集団。改造バイクに見えていたのも、今どきの背もたれが長い子供乗せ自転車でした。繁華街ではないので、どちらにしても夜遅くに騒いでいるのはいただけないんですけどね。

 

遠くから見ていたら誤解してしまうかもしれない…。些細な話ですが、よく見えない状況と少ない情報で何かを判断すると、まるで違うことだと決めつけてしまう危険があるなとあらためて思いました。「直接会ってみたら、いい人だった!」「実際に見に行ったら、ネットの情報とはまるで印象がちがった!」など、遠くからの判断があてにならなかった経験はきっと誰しもあるはず。近くで見れば何でも分かるわけではありませんが、もし近くで見ることができるのに遠くで見ているのであれば、試しに近づいてみてはいかがでしょう。それまでとは必ず違いがあるはずです。

 

 

あなたは、「近くで見たら○○だった」という経験がありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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ここはB駅ではありません?

 

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 よく利用している電車の路線に、ホームが似ている2つの駅があります。降り間違いが多いのでしょうか、ホームには手作りの大きな注意書きが…。A駅には「ここはB駅ではありません」、B駅には「ここはA駅ではありません」。たまにボケーっとしながら乗っていたりすると、「B駅ではありません」の「B駅」の部分に反応して降りそうになったりします。ホームには駅名が看板や柱に書いてあるんですけどね。

 

マンガのような場合なら、「数量限定ではない」と「在庫がたくさんある」の2つの伝え方があります。普通に考えると、「在庫がたくさんある」の方が判断しやすいような気がしますが、「数量限定ではない」の方が使われている印象が…。これって伝える側がそう思われたら困るようなときに使っているのではないかと。「こんなに安いってことは数量限定じゃないの?」そう思われたくない。「ここってB駅?」そう思われたくない。だから、「そうではありません」を使う。でも実際のところ、どちらの方が判断がしやすいのでしょう?よく使われているってことは、やっぱり分かりやすいからなんですかね。

 

 

あなたは、「私、別に変じゃないよ」と言っている人がいたら、どう思いますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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結局よく分からないのが好き?

 

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 このブログでこれまで一番読んでいただいた記事は、2年ほど前に書いた『動物の絵は左向き』です。絵が下手です…(笑)。でもどうしてその記事なのか?その理由は未だによく分かりません。

 

つい先日の話ですが、友達の子供が右向きの犬の絵を描いていました。『動物の絵は左向き』に当てはまらないパターンです。理由を聞くと、隣の家の犬はいつも道路の方を向いているそうで、その子の家から見ると右向き。右向きばかり見ているから、そうなったようです。「なるほど、そういうケースもあるなぁ…」。

 

文学、ファッション、アート、エンターテイメント、そしてデザインも。こういうものが良い!という答えの無いものに私たちは興味を持つような気がします。好きな理由も曖昧で、何が良くて何がダメなのかもはっきりと分からない。『動物の絵は左向き』が読まれた理由も、よく分からないことだからではないかと。諸説あるけど正解はわからない。きっと歴史などが好きな人は、そんなところが面白いのではないでしょうか。ただ、このブログ自体がよく分からないことばかり書いているので、結局その記事が読まれる理由もよく分からないんですけどね。

 

 

あなたが、今一番興味があることは、よく分かっていることですか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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外に出たら変わる?

 

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 日本では海外のように、メモ書きのある紙幣やクシャクシャの紙幣は滅多に見かけません。調べてみると、お札の使用期間には大体の目安があるそうで、1万円の場合は3~4年、5千円や千円の場合は1~2年が回収の目処になっているとか。銀行に集まった紙幣をそのサイクルで新しい紙幣と交換しているそうです。流通すると新しく生まれ変わる…。そう考えてみると、紙幣に限らず、世の中に出ていったモノはどれも大きく変化しているように感じました。

 

変わらずに続いていくであろうと思うでも、何かのきっかけで広まると徐々にカタチを変えていったりします。いい意味でもわるい意味でも、世の中に出れば変わる。でも、抱えこんで出なければずっと変わらない。ドンドン世の中に出ていけば(入れていけば)、人でも商品でも会社でも変わっていくし、出ていかなければ変わらないのではないか?と思いました。昔ながらの製法や伝統的なデザインなどが、いろんな人の手が加わって変わっていく事例などを見かけると複雑な気持ちになりますが、変化を求めるのなら外の世界に出ていくのが一番なのかもしれません。

 

 

あなたがこれまでで大きく変わったのは、どんなタイミングでしたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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見た目をよくする?

 

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 デザインの仕事をしていると、たまに「見た目を良くしてほしい」といった依頼があります。見た目が良ければ見てもらえる可能性が高くなるので、確かに大事なこと。でも、何を見てほしいのかが決まっていないと、せっかく見てもらえたとしても、見てもらえただけで終わってしまうこともあります。新作のブランドバッグを持ってオシャレな服をまとって注目されたとしても、見て欲しいのが顔だったら、顔に注目してもらえないかもしれません。それなら、髪型やお化粧のクオリティーを上げた方が顔を見てもらえる可能性が高くなる。良くする方法を間違えると、見てもらえるけど伝わらない結果になってしまいます。

 

「いやいや全体的に良くしてくれればいいんだよ」そんな声もありますが、時間も予算が限られた中でそれを実現するのは難しい…。仮に良くする項目が5つあったとしたら、極端な話ですが、4.4.4.4.4よりも、5.3.3.3.3の方が印象に残ります。5の内容が伝わりやすい。5.5.5.5.5の場合よりも伝わる場合だって大いにあります。もちろん、いろんな「良くする」があるので、一概に言えることではありません。ただ、全部を同時に見ることができる人はいないので、やっぱり見てほしい順番を考える必要はあると思っています。昔、私が作った資料を見た人がこんなことを言っていました。「キレイな資料ですね!」…。

 

 

あなたが仮に、自分の見た目を良くしようとしたら、どうしますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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スウィ〜ト〜ポテト〜?

 

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 外国人が多く住む東京都内のある街。仕事を終えて帰ろうと駅に向かうと、1台の移動販売車が停まっていました。そこに書いてあったのは「SWEET POTATO」の文字。ただ、販売しているのは焼き芋です。外国人をターゲットにしているので横文字を使っているわけですが、一見すると洋菓子のスウィートポテトと間違える可能性がありそうな表現。しかし、そこに並んでいる外国人も日本人も、焼き芋を買うつもりで普通に並んでいるように見えました。誤解を生まない理由は、あの焼き芋屋さんのメロディーに乗せているからです。「スウィ~ト~ポテト~♪」。

 

何かを伝える際、一切誤解を生まないように伝えるのは難しいことです。それでも大概伝わっているのは、どこか別の部分でフォローしているから。「豪華商品が当たる!」と書いても、下に「10名様」とあったり、「世界一周旅行」などの明らかに全員に当たるはずのない商品だったら抽選だと分かります。普段から誤解を生まないようにと注意深く表現を考えてはいますが、焼き芋の例のように、誤解を生みやすい表現を使ったとしても、他でしっかりとフォローをすれば問題なく伝わることもあるんですよね。誤解に敏感になりすぎて表現が縮こまってしまうようなら、思い切って強い表現を選ぶのも1つかもしれません。

 

 

あなたは、誤解を生みそうで生まなかった経験がありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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指紋をつけずにセロテープを貼る?

 

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 透明な袋にセロテープを貼っていたら、指の指紋が気になってしまいました。テープカッターは便利な道具ですが、そこだけはネックですよね。こんなときにみんながどう対応しているか気になって調べてみると、指にテープやばんそうこうを巻く、貼ってから指紋がついた端っこを切る、指紋の部分を折り曲げて剥がしやすいようにする、など。プロが梱包で使用する太いテープ用のテープカッターのセロテープ版もあるそうです。アイデアで解決している人、テクニックで解決している人と様々。

 

いろんな解決方法を見ましたが、私が一番キレイな仕上りで簡単だと思った方法は、アイデアとテクニックの合わせ技でした。どちらかに偏った方法は、それぞれ難ありだったんです。アイデア寄りの方は新たに何かを用意しなければならず、テクニック寄りの方は人によって仕上がりに差が出てしまう。セロテープの話に限らず、上手く問題を解決している事例に出会うと、そこにはアイデアとテクニックの両方が入っているような気がします。1人で打開している人はその両方が得意だったり、チームで解決している場合はそれぞれ得意な人がいたりします。何でも当てはまるわけではありませんが、もし何か解決しなければならない課題に直面したら、アイデアとテクニックの両面から解決方法を探ってみるとよいかもしれません。

 

 

あなたが最近直面した課題は、アイデアとテクニックのどちらで解決しましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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答えがわるいときは、質問がわるい?

 

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「好きな男性のタイプは?」「シティーハンターの冴羽獠 (さえばりょう)」「…。(そういうことを聞いてるんじゃないんだけどなぁ)」そんなやりとり。つい最近までは、こちらの質問の意図を察して答えてほしいと思っていました。でも今は、質問に対してきちんと答えているので、求めていた答えと違っていたならそれは質問がわるいんだと考えるようになりました。相手がどんなふうに解釈したとしても求める答えが返ってくる質問の仕方がきっとあるからです。

 

面接などでよくある相手がどう解釈するかを試すような質問を除けば、こちらが聞きたいことを返して欲しいですよね。よく仕事をするある人は質問がとても上手く、難しく考えてしまうような内容でも的確な質問で答えを引き出します。同じことを聞く場合でも、相手によって質問の仕方を変えたり、求めている答えが出るまでに段階を踏んで質問したり…。そんなこと当たり前だと言われてしまうかもしれませんが、これができる人って意外といないんですよね。答えを誘導するような問いかけはあまり好みませんが、自分が相手から何かを引き出したいのなら、まずは自分の聞き方を見直す必要があるかもしれません。

 

 

あなたは、自分の質問に対してズレた答えが返ってきたとき、どう感じますか?

 

 

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他の人をプレゼンしてみる?

 

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 以前、家具デザインの関係で、木材を加工する工場を訪問したときの話です。連れて行ってくれたのは、その工場の木材を仕入れて販売している会社の方たち。工場への向かう車中で、その会社の上司が部下の人に急遽こんなことを言いました。「これから行く工場について(私に)説明して!」と。車を運転してくれていたのが工場の方だったので、ものすごいプレッシャー。そんな中で、部下の人は素晴らしいプレゼンを私にしてくれました。急に振られたのにそこまでしっかり話せるなんてすごい!と思いながら、販売会社と工場の関係が良い理由が分かったような気がしました。

 

周囲を観察してみると、自分や自分の会社のプレゼンをする人は多いんですが、他の人をプレゼンしている人は滅多に見かけません。お世辞混じりで話す人はいても、他人や他社がどれほど素晴らしいかを長くは語れない。ただ、とても良い関係の両者に聞いてみると、淡々と相手の良さを語ってくれたりします。そういった体験をして思ったのは、相手のことをきちんと語れるようになることが、関係が良くなる一番の特効薬ではないかと。たとえ今現在、関係がギスギスしていたり嫌な部分があったとしても、相手の魅力を語ってみたら関係が良くなるかもしれません。無理矢理でもいいから、相手の魅力をしっかり語ってみる。試しにやってみようかな♪

 

 

あなたは、身近にいる誰かの魅力を長く語れますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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そこに書いてあれば早い?

 

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 工事現場では、下地や骨組みにマジックや鉛筆やチョークで、指示や寸法などが書いてあります。図面と現場では誤差があったり、次に作業する人への注意など、図面には無い内容を書き記したりします。いちいち別の資料などを見る必要がなく、その場で確認できるので作業も効率的。そこに書いてあれば間違うこともありません。限られた時間でたくさんの人が作業をする工事現場ならではのやり方です。でも、どういうわけか他のシーンでは目の前に指示や説明が無いことが多いんですよね。

 

仕事ができる人は机の上がキレイなんて話もありますが、そんなこともなく、すぐに使う情報は目の前に用意していたりします。ディスプレイにメモやタスクを貼っていたり、壁に目標やルールを貼っていたり。見た目はわるいかもしれませんが、探すことも漏れることもほとんどなし。何でもかんでも目の前に用意することはできませんが、その場で必要な情報はその場にあってもいいような気もします。お店のセルフで入れるコーヒーマシンなんて目の前に説明があったって迷うぐらいですからね。

 

 

あなたは、「そこに書いてあればいいのに…」と思ったことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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