デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

エックス工務店?

 

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 エックス工務店ではありませんが、最近よく通る道に、カタカナの『エ』と漢字の『工』が全く同じ形でデザインされた看板があります。でも、はじめて見たときから、すぐに違う文字として認識できました。それ以来、看板の前を通るたびに、「どうして迷わずに読めるのか?」と考えてしまいます。文字の前後関係から推測しているのか?店構えを見て判断しているのか?きっと理由はいろいろあると思いますが、人が何かを見たときは多かれ少なかれ意味を汲み取ろうとするのではないかと。

 

こちら側がどんなに強いメッセージを送っても、分かりやすく伝えても、相手に汲み取る意思が無かったら伝わりません。だから、何かが伝わるときは相手の力があって伝わる。相手に頼りすぎた表現になると伝わりにくくなるのは確かですが、相手の汲み取ろうとする気持ちが強ければ、それでも伝わります。極端な話ですが、相手が何とかして汲み取りたいと思えるような表現だったら、それは伝わる表現かもしれません。普段から、伝えることについて様々な考え方や方法論をみたりしていますが、それらのどれにも当てはまらない事例にたまに出会ったりするんですよね。やっぱり伝えるって難しい…。

 

 

あなたは、相手の言いたいことを汲み取って、やっと意味が分かったことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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よく見ているのは後ろ側?

 

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 車が好きな人は、車の後ろ姿を見ただけで車種が分かったりします。単純に後ろ側のデザインが好きという人もいますが、運転中に前の車の後ろを見る機会が多いから。駐車場も前向き駐車指定が意外とあるので、車に乗らない人でも後ろ側をよく見ていたりするんですよね。マンガのように、椅子なんかはテーブルに収まっている後ろ姿を見ることの方が圧倒的に多かったりします。

 

「どうやって見られることが多いのか?」。普段の自分の行動と照らし合わせてみると、自分が思っていた見る視点とは異なっていることがあります。例えばお皿なら、料理が盛り付けられた状態で斜めから見ている。だから、お店で正面を向けてお皿立てに飾られたお皿を見ても、普段見ている姿とはちがう。それを見て、「あっカワイイ♪」とは思っても、利用シーンまでは想像できな買ったりします。何でもないようなことですが、どうやって見られているか?を考えるだけで、今まで自分がやってきたことが大きく変わることも。このブログは、身近なところにヒントがあるはず!というテーマで書いていますが、意外と身近なところに見落としているポイントがあったりするんですよね。

 

 

あなたの家の中にあるモノは、購入した時もお店でも同じように見てましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

  

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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たまにはひと休み?

 

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 今回でこのブログは800回目。慣れてきたとはいえ、内容の薄い記事でも毎日書くのは結構大変で、今回は息抜きの回にすることにしました。いろんな息抜きがあると思いますが、何もしないとなまってしまうので、普段とは少しだけ違うことをやってみるのがオススメです!

 

 

あなたは、どんな息抜きをしていますか?

 

 

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ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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5分でデザインはいい加減?

 

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「実はこの曲、5分で考えたんですよ」。その曲の評判が良かったら、「そんな短時間でスゴいですね♪」となります。でも、その曲が鳴かず飛ばずだったら、「たったの5分で、いい曲が書けるはずないだろ!」となる。だから、5分という時間が、良い曲を作るための時間として短いかどうかは結果次第。結果が出れば、制作に費やした時間は関係ないんです。それに作ったのが5分だとしても、制作に入るまでに素となる材料を集めてきている過程があるはずですからね。

 

単に時間をかければいいという考え方は、時に良い結果を生まない場合もあります。限られた時間でカタチにすることで、熟考すると無くなってしまう勢いや鋭さが残ることも。閃いてからカタチにするまでの時間が短いほど、はじめに頭の中に思い描いたイメージに近かったりもします。個人的に時間をかけてよいと思うのは、細部へのこだわりや仕上げの作業。私の場合、アイデアを出すときは、あえて時間を30分・1時間と制限していたりします。もちろん人によって適したやり方がありますし、費やした時間に比例して良くなっていくものもありますが、『時間をかけること=良くなる』に固執しすぎると、気づかないところで魅力を消してしまっているかもしれません。

 

 

あなた、5分でデザインしたモノより、1日かけたデザインの方が良いと思いますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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本当に世界はつながってる?

 

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 自分で使うために作ったLINEスタンプがあるんですが、その中の言葉を入れていないシリーズは、微々たる件数ですがアジアやヨーロッパの何カ国かで買ってもらえたようです。ただそれは、購入した人が住んでいる地域を知らせてくれる機能があって、はじめて分かったこと。使用されている回数なども分かるので、ある期間フランスでたくさん使ってもらっていたのを知って、なんだか嬉しくなったのを覚えています。「本当に海外の人も見ているんだなぁ…」。

 

ホームページやSNSが海外からも見られていると知っていても、いまいちピンとこなかったりします。「日本語で書いてあるんだから、見るのは日本人だけでしょ」。でも、海外から英語で問い合わせが入った途端、海外で見られているのがリアルになります。自分のやったことがどんな影響を与えているか?どんな人が見ているか?情報として分かっているだけだと、それはまだリアルじゃないような気がします。本当に繋がっていることを実感する・実感してもらうことが、これからより大事になってくるのではないかと。どんなことだって相手の反応が分かったら、きっと嬉しいはずです。

 

 

あなたは、自分のやったことを喜んでくれているのが分かったら嬉しくないですか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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やってもいいけど出来ない?

 

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 はじめて入った飲食店。喫煙OKで、どのテーブルにも灰皿が置いてある。でも、誰も吸っていなかったら?赤ん坊を連れているお母さんがいたら?すぐ隣でご飯を食べていたら?…きっと吸いません。ボール遊びが禁止されていない公園だって、キャッチボールをしたくても、子供がたくさんいたらきっとできない。車道を走ってよいはずの自転車だって、クルマから煙たがられるのが嫌で、歩道を走っている人もきっといるはずです。

 

『やってもいい』とされていても、なかなかできないことって結構ありますよね。「やってもいいんだから、周囲を気にしないでやればいいのに」と言われても難しいもの。そう考えると、『やってもいいけどできない』は、『やってはいけない』とほぼ同じように思えてきます。普通はやらないでしょ、その歳でやらないでしょ、空気読むでしょ…。そんな見えないプレッシャーがあるのは確か。気にせずにやっている人もいますが、誰もが気持ちよくできることにだけに『できる!』『OK!』と言ってみると、利用者が増えるのかもしれませんね。

 

 

あなたは、やってもいいけどできなかった経験はありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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相手の仕事も知っている?

 

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 良い関係で仕事をしている人は、お互いに相手の仕事をよく知っている印象があります。私はデザインの仕事をしていますが、デザイナーとして制作をするときと、ディレクターとして他の人にお願いをする2パターンがあります。自分が良い関係で仕事ができているなんて断言はできませんが、普段からどちらも経験していることで、どちら側になっても相手の都合や段取り、考えや言いたいことを理解しやすいのは確かです。

 

実行する人の仕事を知らなければ指示は出せないし、指示する人の仕事を知らなければ、きちんとその指示を理解することができません。もちろん、完璧な指示で人を動かすことができたり、どんな指示のされ方でも完璧にこなす人もいます。でもそれはごく一部の人の話で、大概はやりとりの中に曖昧な部分が必ずある。その曖昧な部分を埋めるために、相手の仕事を知っていることが大事になってくるような気がします。数多くある仕事を全て熟知することは不可能ですが、よくやりとりをする相手の仕事ぐらいは知っていても損はないかもしれません。

 

 

あなた、相手の仕事を経験したことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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表札の書体選びはこだわる?

 

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 パソコンで文章を打つときには、いくつかの書体の中から選ぶことができます。デザイン関連の仕事をしている人ほど、パソコンにたくさんの書体が入ってなかったとしても、必ず数種類はあるはず。ただ、自分で文書を作るときに、そこまで書体にこだわらなかったりもします。そういう私も、簡単な文書やメールまでは書体にこだわっていないので偉そうに言うことはできないんですが、本当はこだわらなければいけないところ。

 

書体なんて…と言う人もいるかもしれませんが、自分の大事なことになるとじっくり書体を選んでいたりするんですよね。例えば、家の表札。表札は苗字を伝えるだけではなく、その家の顔となるモノ。書体ひとつで伝わり方が大きく変わるので、自分で家を建てていざ表札を作ろうとなったら、シビアに書体を選んでいるのではないでしょうか。だから、誰しも書体の重要性は知っているはずなんです。趣のある家の表札が、かわいい丸文字だったらやっぱりどこかちがいますよね。もちろん言葉や文章の内容は大事ですが、書体にも同じくらいこだわってみると、伝わり方がガラリと変わるかもしれません。

 

 

あなた、どんなときに文字の書体を気にして選びましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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本では学べない?

 

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 本は、多くのこと学ぶことができてとても便利です。私も基本的には本で勉強をしてきました。でも、本で学べないことが山ほどある。10年ちょっと仕事をしてきてそう感じています。例えば、「人がストレスなく通れる廊下の幅は、最低80センチ」と本に書いてあったとします。でも、実際にいろんな場所に行くと、幅が70センチでも快適な所もあるし、逆に1メートルあっても不快な所もある。その場所の形や素材、色や照明、音や匂い、自分の身長や体格、そこを通る時間帯も関係しているかもしれない。だから、単純に「幅80センチあればOK」という判断が正しいとは思っていません。

 

以前、マンションの空間コーディネートの仕事中、部屋を見にきたお客さんと出くわしました。作業を中断して待ちながら、主婦がどんな所を気にして見るのか気になっていると、「ごはんよー!」という声が…。キッチンから部屋にいる家族を呼んで聞こえるかを、一緒に来ていた旦那さんと試していたんです。そんなことをするなんて、私の辞書にはありませんでした。主婦が気にするのは、キッチンや収納の充実、掃除のしやすさや洗濯機からベランダへの導線などだと思っていたので…。本で学ぶことも大事なことですが、リアルで学ぶこともそれ以上に大事。リアルな現場に行くと、学ぶことだらけです。

 

 

あなたが、本では学べないと思うのはどんなことですか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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見せたら来ない人は、見せなくても来ない?

 

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 美術展のポスターには、必ずと言っていいほど展示される代表的な作品の写真が使われています。学生の頃は、ポスターで載せちゃったら、そこで満足して美術館に足を運ばないんじゃないかと思っていました。でも実際は全然ちがって、ポスターで満足する人は、載せなかったとしても美術館には行かない人。逆に、画家の名前などの文字情報だけでピンとこない人が、作品を見て実物を観に行きたくなったりします。見せたら来ない人は、見せなくても来ない。

 

同じように、アーティストが曲のビデオクリップを動画サイトで公開するのもはじめは不思議でしたが、実際はビデオクリップ集などのDVD売り上げにマイナスの影響はあまりなく、宣伝や認知に大きく貢献しているようです。ジャンプで読んでいても漫画の単行本を買うし、テレビで生中継してたって実際に試合を観に行ったりします。はじめから何でもかんでも見せる必要はないと思いますが、見せることによってマイナスよりもプラスの効果が生まれるのかもしれませんね。

 

 

あなたは、内容を知っているけど実物を観に行きたくなったことがありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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誰でもいい席に選ばれる?

 

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「俺が出ている番組のポジションって、他の人でも成立しちゃうんだよねぇ…。でも、そんな誰でもいい席に選ばれることは実はスゴいことで、そこに居続けるってかなり大変なことだと思うんだ。」と、ある人気芸人さんが言っていました。冷たい言い方かもしれませんが、その人でなければ絶対に成立しない仕事はほぼ無いと思っています。昔は、「俺がここを辞めたら、回らないだろうなぁ」なんて思ったりしましたが、実際は人が変わっても問題なく回ってしまうんですよね。

 

「他の人でも出来る仕事なのに、なんで私に…」それは、適任だと思ったから。「今は私に任せてくれてるけど、もっといい人がいたらその人に変えるんでしょ…」確かにそうかもしれないけど、今はあなたが一番良いと思っているから頼んでいる。そう考えたら、他の人でも出来ることなのに自分が選ばれるってスゴいことに思えてきます。出来ない人には頼みませんし、少なからず信頼されているということですから。私はひねくれた性格なので、若い頃、仕事をくれた人にこんなことを聞いてしまいました。「周りには優秀なデザイナーがたくさんいるのに、どうして私に依頼したんですか?」。返ってきたのは、「あなたに頼みたいから」でした。

 

 

あなたは、誰でもいいことを頼まれたことがありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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安心材料があると何もしない?

 

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 都内に4店舗を構える人気のお店で働いている友人がいます。何度か足を運んだことがありますが、失礼ながら「ここを改善したらもっと良くなるのに…」と思うところだらけ。その友人も働いている同僚も同じようなことを思っているみたいなんですが、会社は特に何もしないそうです。その理由は、ネット販売で十二分に利益が出ているから。今がとても安定しているので、逆に手を加えて変わってしまうことを恐れているのかもしれませんが、伸びしろがたくさんあるだけに、もったいないなと感じてしまいました。

 

私の周りにいる人でチャレンジを続けている人は、決して環境に恵まれているわけではありません。大きな安心材料があるわけでもなく、むしろ厳しい状況に追い込まれていたりします。この先どうなるか分からない状況だったらチャレンジするしかないというのもありますけどね。今の状況を『安心』と捉えるか、『危機的』と捉えるかは人それぞれですが、現状に居心地がよくなりすぎてしまうと、いつの間にかチャレンジをしなくなってしまうような気がします。

 

 

あなたは、自分のやりたいことをやろうとすぐに動き出せますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

  

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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名前を変えても気にならない?

 

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「他の名前に変えたときに、違和感があるかどうか?」。商品やサービス、自分のお店や会社に独自の魅力があるかどうかをチェックする方法の1つです。例えば、雑貨屋さんをはじめるとします。コンセプトを立てて、仕入れる商品や販売方法を考えて、個性的な内装にして…といろんなことを考えて、いざオープン!でも思うように売れず、巷で人気のある商品に入れ替えて、他のお店の集客方法を取り入れて、売り上げが回復♪ 気づいた時には、独自の魅力のないどこにでもあるお店になっていたなんてことがあります。そういうお店は、看板を他の名前に変えても違和感がないんです。

 

買い物をしても、覚えているお店とそうでないお店がありますよね。店名まで出てこないにしても「○○の駅の近くにあった、△△みたいな雰囲気のお店」と、具体的に覚えている。一方で、商品を気に入って買ったけど、どこで買ったかは覚えていなかったり、他の有名なお店で買ったと勘違いして覚えていたりします。単純に忘れてしまうこともありますが、覚えていないのはそのお店である必要が無かったとも言えます。独自の魅力をつくるのはとても難しいことで、それを客観視して判断するのも難しいことですが、もし迷ったら、似たことをやっている他の名前にしても成立するかをチェックしてみてください!

 

 

あなたが、今日買い物をしたお店は何ていう名前でしたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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中ジョッキ=ビール?

 

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 居酒屋で飲み放題コースを選び、まずは中ジョッキを人数分頼み、いざ乾杯の一口目「んっ?…これ、ビールじゃない…」。飲み放題メニューに『中ジョッキ、グラス、ピッチャー』と書いてあったので、てっきりビールだと思ってしまいましたが、それはいわゆる第三のビールでした。確かに『ビール』とは一言も書いてないんですが、ちょっとガッカリ。その場は「まぁいいか♪」とそのまま楽しく呑んで終わったんで良かったんですけどね。

 

間違ったことや嘘を言っていない。言葉は足りないけど、どちらとも言ってはいない。伝える側よりも受け取る側の責任?。確かに捉え方の問題でもありますし、トラブルが起きたときに責任を回避するためには賢いやり方かもしれません。でも、それで良い関係が築けるかと考えると疑問が…。お店だったらお客さんに「また来たい!」と思ってもらいたいはずですし、会社だったら取引先に「また仕事を頼みたい!」と思ってもらいたいはず。その場をやり過ごせればいいという考え方だとは思いますが、言わないようにしていることの大半は、言っても結果が変わらないことのような気がします。

 

 

あなたは、事前の情報と実際が大きく異なったときに、どのように感じましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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説明できないときの分かれ道?

 

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 自分の提案に対して周りから質問や指摘をされたとき、つじつまが合わず、うまく説明ができなかったりします。説明しきれないということは、その提案に足りない部分や懸念が残っているということ。そんなとき、自分の提案に補う内容を追加して納得してもらおうとする人と、一度リセットして新たな提案を考える人がいます。どちらが良いもわるいもないんですが、前者に偏ってしまうと元々持っている自分の考え方から大きく変わらないのではないかと思っています。

 

極端な例ですが、昔の天動説。説明がつかない事実が出てきたときに、それをどうにか説明しようと天動説の正しさを説明しようとするよりも、新たに地動説の可能性を模索した方がよかったりします。単純な積み重ねが、正しい勉強法とは限らない。新しいことが増えたら整理、増えたら整理を繰り返すことが重要で、時にはそれまでの知識をリセットしなければいけないこともあります。せっかく新しい視点が増えても、それまでの考え方に固執してしまっているせいで、物事を柔軟に考えづらくなっているかもしれません。

 

 

あなたは、自分の話をどうにか押し通そうとしたことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓ 

 

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