デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

教えるのは先生より近い人?

 

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 私は小中学校では勉強が苦手だったんですが、それなのに大学進学を目指すような高校に入ってしまいました。もちろん急に勉強ができるようになるわけもなく、先生の授業も話半分で聞いていました。ただ、高校生活を送るうちにやってみたいこと(デザイン)が見つかって、学んでみたい大学もできたので進学を目指すことに…。そんなときに、分からない問題などを教えてもらっていたのは、同じクラスの友達でした。先生に聞けば教えてもらえることではあるんですが、なぜか友達に聞いてたんですよね。みんな、私より勉強ができたので当時は助かりました。

 

先生が教えるよりも、近くの人が教えた方が学びやすいことがあります。私の場合は、先生に聞くのが面倒だっただけですが、それも学ぶときに腰を重くさせる大きな要因の1つ。それが友達ならという理由で行動に移せるのなら、教えてもらうのは友達の方が良かったりもします。「プライドが邪魔をしてあの人には聞きたくない…」「上司に他愛もないことを聞いて評価を下げられたくない…」など、教えてもらう側は先生的な人と距離をとっていたり。教える側は、立場も経験も大きく差がある人に対して教えても、相手が受け入れづらいのではないかと考えてしまったり。教わる側と教える側は、距離が近い方がお互いに受け入れやすいのかもしれませんね。

 

 

あなたは、何か分からないことがあったとき、誰に聞いていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓ 

 

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ちがうカタチに否定的?

 

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 先日、書道を学んでいる大学生と知り合いました。書道について無知な私は、ついついたくさん質問をしてしまったんですが、どの質問にも自身の考えを返してくれてとても楽しい時間を過ごすことができました。自分が大学時代を思い出すと、その大学生のように自分なりの考えを持っていなかったなぁ…と。それはさておき、その場に居た周囲の人たちからもいろんな意見が出た質問が1つありました。「本来とは少し違ったカタチで伝わることについて、どう思いますか?」。

 

例えば、テレビ番組に出る書道家。作法に捉われず、ダイナミックで素人でも見応えのある字を書く彼らについて、その大学生は、「例えカタチは変わっても、書道の裾野を広げる意味でいいと思う。深く興味を持っていく中でいろんなことを知ってもらえたら嬉しい。」という意見。一方で、その大学生が通う学校の教授たちは、そんな書道家の人に対して否定的らしいのです。

「書道を広める活動に積極的であっても、本来あるべき姿では無いところを全面に押し出されては困る!」。元の姿から少しでもズレると否定的になってしまうのは、確かに理解できる部分もあります。盆栽もそう。海外の需要が高まったとはいえ、険しい顔をする人もいる。本体とはちがうカタチだから伝わったのかもしれないし、本当に間違った伝わり方をしているのかもしれない。自分たちが正しいカタチで広めたい…。う~ん、難しい課題です。

 

 

あなたは、ちがうカタチで伝わっていくことについて、どう考えますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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1回目に出た案は全部ポイ?

 

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 新しい切り口で企画を考えたい!よくあるモノにはしたくない!…そんなときには良い方法があります。それは、1回目に出た案を全部捨てること。ベタで誰もが思いつきそうなモノを排除できるからです。はじめから採用されないつもりで考えても全く意味がないので、その場を仕切る人にもテクニックが必要で、2回目以降はうまく機能しづらいんですが、比較的簡単に出てきた案を強制的に使えなくしてしまえば、他の考えを出すしかありません。特に、とことん搾りきった後に、そこまでで出た案を却下すればより効果的。

 

とはいえ、せっかく出た案を捨てるなんて勿体ないことはできない…。私もそう思ってしまいます。でもそうしないと、なかなか新しいモノにはならないそうです。自分の経験の中で考えてしまったり、自分の中の常識と照らし合わせたりしてしまうから。それらを全部取られてしまうと、自分に無いモノを新たに見つけるしかなくなってしまいます。それが、新しいモノを考えるもとになるし、自分自身も新しい考え方を身につけることができる。時間に余裕の無いときにこれを実施したり、却下する意図をきちんと説明しないと、案を考えてくれた人たちから反感を買うことになりますので、その点はご注意を。

 

 

あなたは、どんなときにそれまでの自分に無かった発想ができましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓ 

 

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その言葉で検索してる?

 

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 それで検索するのは、はじめから興味がある人じゃないの?」とツッコミたくなるようなときがあります。自分のウェブサイトを検索しやすいように、検索数の多いキーワードを調べて、そのワードでヒットするようにしたりするんですが、検索数は多いものの、そのワードで検索するのはよく知っている人ではないかと。検索している人が本当にこちらの希望の相手とは限らないような気がします。同じ業界の人に知ってほしいなら別ですが、知らない人に検索してほしいとしたらなおさら。

 

個人的には嫌いな方法ですが、競合他社のお客さんに見てほしいなら、競合他社のお店の名前や商品名で検索した時に出てくる方が可能性が高い。自分が検索する時を思い出してみると、情報が曖昧な物事を検索する時は、断片的な情報で探したり、同じように困った人がどんなふうに検索しているかを想像したりしてるんですよね。「◯◯で困った時に便利な道具」と、文章で検索した方がヒットしたりする。自分がよく知っている側にいると、「こういうキーワードで検索するだろうな」と安易に考えてしまいがちですが、よく分からないで探している人はそのキーワードすら出てこないかもしれません。そんな人に限って、本当に見てほしい人だったりするような気がします。

 

 

あなたは、よく知らないことをネットで調べるとき、どうやって調べていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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1つしか覚えられない?

 

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 上のマンガの4人。それぞれどんな人でしたでしょうか?私だったら、「ロン毛、タバコ、傘、サングラス」ぐらいしか思い出せません。他にたくさん特徴があっても、覚えられるのは1つか2つ。たくさん覚えられる人もいるかもしれませんが、大半の人がパッと見て覚えられるのはその程度です。でも、それを分かっている人は意外と少ないんですよね。例えばポスターのデザインだったら、あれもこれも1枚の中に詰め込もうとしてしまったりして、結果的に1つも印象に残らなかったりもします。

 

先日、身近な先輩が企画書の書き方を指導していました。「1枚目には何を書く?」と聞くと、教えられていたAくんは「アレとコレと…」。1つでいいと言われても、「アレのあの部分とこの部分と…」と、常に複数の伝えたいことが出てきていました。1つしか覚えられないことを理解することは意外に難しい。いろんな要素を入れ込んで、どれかを覚えてもらえれば御の字という考え方もありますが、それは、こちらが一番伝えたいことになるとは限りません。もちろん、表現すべき複数の情報を併記することはありますが、その中でも「最低これは覚えてほしい」がある。相手が覚えられることは1つだと考えると、情報の整理にとても役立つのでオススメです。

 

 

あなたは、昨日の夜何を食べましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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誰がやったら盛り上がる?

 

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 あるテレビ番組で、海外の小さな町の集会所を訪れた日本人が、二人羽織を披露していました。その後、「誰かやってみませんか?」という問いかけに、真っ先に手を挙げたのは小学校の先生2人。その場にいた生徒たちは、普段真面目な先生があたふたしながら挑戦している姿を見て、とても盛り上がっていました。それからは子供たちも参加していましたが、真っ先に先生がやったことが私にとっては新鮮でした。子どもたちでは難しいと察したこともあると思いますが、きっと自分たちがやったら盛り上がると考えたからです。

 

本当は逆じゃないか?と思うことがたまにあります。例えば、会社の飲み会での余興。新入社員や若手社員がやるイメージがありますが、打ち解けるのが目的であれば、社長や上司がやった方がおもしろいし盛り上がるはずです。上が率先してやった方がいい。上司が誰よりも早く出社する、社長が汗だくで掃除をするなど、他の人がプレッシャーを受けるような率先行動はまた別ですが、時にはその方がいい場合もきっとあります。「その場合、誰がやった方がいいのか?」。いつもやっている人、得意な人、立場の弱い人ばかりがやる必要は、必ずしもないと思っています。

 

 

あなたは、別の人がやった方がいいと思ったことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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「こだわりの〜」禁止?

 

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 いかにソレを言わずして、相手に受け取ってもらうか。若い頃に、世の中に溢れた常套句ばかり使っていた私に、当時教えてくれたある先生がよく言っていました。「こだわりの〇〇」は、「こだわって作っているんですよ!このこだわりを分かってください!」と言っているようなもので、逆にそこまでアピールしないと伝わらないようなことなのか?とも受け取れます。ストレートに伝えているとは言え、もう見飽きて何も感じません。何より、「こだわってるな~」は受け手が感じることで、発信する側が押し付けることではないんですよね。

 

本当に高級なお店が「高級」という言葉を使わないように、こだわってものづくりをしている人も「こだわり」を使っていない印象があります。「かっこいい」も「かわいい」も「オシャレ」も…。使っているとしたら、第三者がそう表現してしまっているだけ。言わないと伝わりづらいから…と分かりやすく伝えているつもりでも、結果的に「こだわり」という言葉だけ残って、何にこだわっているのかが残らなかったりもします。「こだわってることは分かりました」と「こだわってるんだな~」は全くちがう。そこをどう表現するかが腕に見せ所かもしれません。

 

 

あなたが、こだわりを感じたものは、向こうから「こだわってます!」と言っていましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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上書きすれば消せる?

 

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 元カレ・元カノとの思い出の場所。今のパートナーと幸せに過ごしていても、忘れられない人が多いそうです。その思い出の消し方として、ある雑誌で紹介されていたのが、『同じ場所で、新しい思い出を作ること』。別の思い出がどんなにたくさんあっても、同じところで上書きしないかぎり消えないというのです。パートナーの元交際相手との思い出の場所に連れて行かれるなんてたまったもんじゃありませんが、分からないようにそうしている人も結構いるそうで...。

 

同じように、過去の失敗や後悔もなかなか消えませんよね。買い物での失敗なんて小さなことから、ずっとトラウマになっているようなことまで忘れたい過去はありますが、他でいろいろとうまくいっていても、過去の失敗を引きずってしまったりします。これらも上書きしないと消えないのかも…。先日、昔うまくできなかった苦い思い出とよく似た仕事をやらせてもらう機会がありました。そこで何とか良い結果を出すことができたんですが、確かにずっと抱えていたモヤモヤが、ようやくスッキリと晴れたような気がします。消したいことは上書きしてみる。苦い思い出があるから頑張れたりもするので、あえて消す必要がなかったりもするんですけどね。

 

 

あなたは、どんなふうに苦い思い出を忘れることができましたか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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教えられたことをやる感覚?

 

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 陸上短距離の末續慎吾選手が、あるインタビューに応えていました。その中で、子どもたちや親御さんからよく聞かれる質問が、「かけっこが速くなるためにどうしたら良いか?」だそう。末續さんは、「僕ははじめから技術的なことは教えません。まずは、かけっこが楽しいと思ってもらうことが大事なので、自分がどんなところが楽しいかを共有したり、子どもたちが楽しみを見出せるような遊びを考えたりしています。」と。はじめから技術的なことを教えてしまうと、「教えられたことをやっている」という感覚になってしまうので、そこから技術面でも伸びにくいという話でした。

 

自分のこれまでを振り返ってみると、確かに教えられたことは、教えられたこととして半ば仕方なく取り組んでいたような気がします。逆に、自分が好きなことは、実際いろいろと教わっていても教えられた感覚がそれほどありません。きっと『楽しい』が前提にあるからです。最近は、人に指導をしたりする機会も増えてきて、気づいたことをそのまま伝えてしまったり、ダメ出ししてしまったりと、考え方や技術的なところを教えてしまっています。そこに相手が楽しいと思って取り組んでいるかが抜けている。末續さんの話を聞いて、自分の経験を振り返っても、やっぱり『楽しい』がなければダメなのかもしれないと、気付かされました。

 

 

あなたは、教えられたことをやるときにどう感じていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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どうするかは進めながら?

 

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 デザインの仕事をしていて、感じる自分の変化。その1つに、はじめから100%の完成図を描かなくなったことがあります。進めていく過程で様々な問題に直面します。その時に、無理やり描いたゴールに持っていこうとすると、ちょっと無理のあるものが出来上がることが多いからです。結果的に、その時のベストにんなりにくいです。だから、はじめから100%の完成図は描かない。安易に妥協するということではなく、進める過程で別の良い方向も模索できるからです。

 

もちろん、完成図を描いてそこまで持っていける人もいたり、それで良い結果を得る場合もあるので、必ずしも正しいというわけではありません。でも、たくさんの人が関わる中で自分の主張を押し通すことは、時により良いモノになる可能性を消してしまっていることもあります。その人の個性を全面に出したい!と、あえてはじめのプランを徹底するのもそれはそれで魅力的♪でも、そうでなくてもいい場合もある。私がまだまだ未熟だということもありますが、他の人たちの意見にハッとさせられるたびに、もっと良くできるかも♪とワクワクしてしまうからそうなったのかもしれません。

 

 

あなたは、どうするか決めて行動しますか?進めながら決めていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓ 

 

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リンゴは全部同じ?

 

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 上から下まで全部同じリンゴですが、背景の色を変えただけで、それぞれちがった見え方になります。赤は普通のリンゴ。緑は青リンゴ。黄色は梨に見えて、紫は毒リンゴに見えるかもしれません。このイラストの例のように簡単ではなくても、モノは置かれる状況によっていろんな見え方に変化するんですよね。どんなにモノが良くてもわるい見え方になる場合もあれば、わるいモノが良く見える場合もある。

 

私はデザインに関わる仕事をしていますが、自分の任された領域を超えて提案をしたり、意見を出したりしてしまいます。例えば、商品が大きく変更できないときは、見せ方や打ち出し方を変えてみるのもひとつ。もしかしたら、キャッチコピーを変えただけで、全く別の見え方になるかもしれません。販売する場所を変えてもいいし、購入する方法を変えてもいい。今目の前にあることを変えて良くしようと考えるのももちろん大事なことですが、他の何かを少し変えただけでもっと大きな変化が得られる場合もあります。他の人の領域に踏み込まないといけないようなら相談してみるのもアリ。自分ができる範囲で考えるよりも有効な手立てが見つかったりします。

 

 

あなたは、他の何かを少し変えただけで大きく変わった経験はありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓ 

 

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興味の無い人の知り合いも興味が無い?

 

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「興味のある人に知ってもらえればそれでいい」。明確なターゲットがいて、その人たちに知ってもらえれば、確かに目的を果たしているように思えます。でも、たまに引っかかる…。興味があるかどうかも自分自身で分かっていない人がいたり、興味の無い人の向こう側に興味を持ってくれる人がいたりするからです。はじめから興味のある人なんていないし、すでに興味のある人たちは自ら情報を探したりする。だから、その考え方に、どこか引っかかるときもあります。

 

あるコント芸人さんが、「自分たちはテレビ向きじゃないから、劇場でライブができていればそれでいいんです。」と言っていました。チケットを完売できる実力があるから大丈夫。その発言に対して、さまぁ~ずの三村さんが本気で説教をしていました。興味の無い人に知ってもらうことがどれだけ重要か?どうしてネタで勝負したい自分たち(さまぁ~ず)がテレビに出続けるように努力をしているか?を熱く語っていました。こういうことを言うと、「みんなに知ってもらいたいではターゲットが曖昧だ」と言われてしまいそうですが、きっとそうではなく、興味のある人だけに向けていては、継続が難しくなるということなのかもしれません。

 

 

あなたは、自分に好意を持ってくれている人とだけ関わっていますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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そのために時間を空ける?

 

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 長続きしないイメージのあるスポーツジム通い。ジムで働く人に、どんな人が続いているのか尋ねると、こんな答えが返ってきました。「時間帯や曜日が限定されたプランで入会した人よりも、全日何時でもOKのプランにした人の方が続いていますね。」。プラン料金が高いので、もったいないから続けているのもきっとありますが、私はやるタイミングを固定していないことが長続きの理由ではないかと思いました。そのために時間を空けようとすると面倒になるから。気が向いたときに行くぐらいならまだ気楽なものです。逆に、この曜日のこの時間はジムに行く!と決めていると、しんどくなってしまうような気がします。

 

その話を聞いて、飽きっぽく面倒くさがりな私がブログを継続している理由はそんなところにあるのかもしれないと。私はブログを書くためにわざわざ時間をとることはしておらず、ちょっとした空き時間や、待ち合わせの場所に早く到着してしまったときなどにブログを書いています。もちろん、そういうタイミングがなければ、朝早起きしてやったりもするんですが、その時は本当にしんどい…。続けてやりたいことが、いつでもできることに限られますが、もし気楽に続けたいと思っている人には、『そのために時間を作らない』がオススメです。

 

 

あなたは、前もって時間を空けておくと面倒になったりしませんか?

 

 

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作ることが目的?簡単な見分け方

 

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 私はデザイン関係の仕事をしているんですが、駆け出しの頃と比べて大きく変わったことがあります。それは、作ることが目的ではなくなったということ。作って満足ではなく、それがきちんと機能して成果を生むかどうかに向かうようになったんです。当たり前と言えば当たり前なんですが、自分のデザインがカタチになると舞い上がってしまうんですよね。内容にもよりますが、手段としてデザインをする場合は特に注意が必要。自分では作って満足していないと思っていても、意外とそうなってしまっていたりします。

 

先日、自分がデザインしたあるものを採用して1ヶ月も経たないうちにリニューアルしたいという話になりました。駆け出しの頃だったら、「あれほど詰めてせっかく作ったのに!」と不機嫌になっていたかもしれません。でも今は、機能していないなら変えた方がいいと切り替えられるようになりました。一生懸命作ったものなのでガッカリはしますが、憤慨するようなことはなく…。そこで思ったのは、自分が本来の目的に向かって取り組んでいるかどうかは、採用されたものが短期間でダメだと判断されたときの反応で分かるということ。憤慨するようなら、それは作ることが目的になっている。自分だけで確かめられる方法ではありませんが、この見分け方はどうでしょう?

 

 

あなたは、自分が作ったものがすぐに不要になったらどう感じますか?

 

 

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ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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友達は商品を勧めない?

 

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 SNSはコミュニケーションツール。そんな分かりきったことでも、ズレた使い方をしている人は意外と多いみたいで、私もその1人。facebookだったら、「友達になる」なんて書いてありますが、そのとおり自分が投稿したものを見るのは友達。その友達に商品を宣伝したりしているのは、よく考えたらちょっと変。普通の友達には、唐突に商品を勧めたりしませんよね。自分のプライベートを逐一報告したり、自慢話もあまりしません。「ブログを更新しました!」私もやっていますが、正直受け取る相手からしたら「…で?」って感じです。

 

上手に使っている人は、受け手と自然な会話をしているような印象があります。一方的に投げて終わりじゃない。WEBマーケティングに詳しい人に話を聞くと、業務的にSNSを使っている人の大半は、告知や宣伝でしか活用していないそうです。仲良くなろうと歩み寄ってきてくれても、宣伝ばかりされたら離れていってしまいます。この話を聞いてから若い世代の使い方を観察してみると、全くちがう使い方をしてるからビックリ。正しい使い方なんてないのかもしれませんが、そもそも何をする場所なのかをあらためて考えてみると、自分がズレていることに気付けたりします。

 

 

あなたが、よく考えたらおかしいと思ったことは何かありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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