便利なマドラー？

どんな人が、どんな環境で、どんな使い方をするか？デザインをする上で考えなければいけない大切なことですが、これが意外に難しい。発想のユニークさやスタイリングの美しさを優先して、都合のわるいことから目を背けてしまうからです。仕事の期限間際で気付いてしまったならなおのこと。無意識にそうしている人もきっと多いはずです。事実、体験、生の声など広い意味での『現場』を知ることはとても重要です。情報として得るだけでなく、可能な限り自分の目で見て聞いて、積極的に足を運びましょう！

ただ『現場』を知らないほうが常識にとらわれない斬新なアイデアを出せたりもするので、そのときは『現場』をよく知る人に相談して、デザインの方向性を見直したり、アイデアをブラッシュアップするのもひとつです。

ちなみに「なんでこうしなかったんだろう？」「現場を分かってない！」と思うものが身近にあったとすれば、それは意図的にそうしているケースかもしれません。懸念点を圧倒するくらいの魅力が必ずあるはずです。

あなたは『現場』についてどう考えますか？

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
＊イラストの設定や登場する商品等は架空のものです。また、内容は個人的な見解ですので、デザインを考える上での視点のひとつとして参考にしていただければ幸いです。