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選ばせるってことはどちらでもいいの?

 

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選択肢をつくるということは、相手がどれを選んでも良いとも解釈もできます。例えば、一押しのA案ともうひとつのB案を2つ提案したときに、相手がB案を選んでも何も問題ありません。ですが、実際は「あー そっちを選ばれたか…」と後悔することも少なくありません。

 

以前、いつも提案数が多い私に上司から「1案だけ持って行きなさい。」と言われたことがあります。今考えられる一番良い方法を提案するのに、二番、三番も考えているのはなんで?と。そのときを振り返ると、自信がないときほど提案数が多かったのを思い出します。

 

意思(自信)がないからひとつに絞れない。

 

相手のことを考えて選択肢をつくることが、必ずしも相手にとって良いとは限りません。選び放題の今の時代だからこそ、最善のものを選択できるように、提供する側が配慮をする必要があるのではないでしょうか?

 

あなたは『選択肢』についてどう考えますか?

 

 

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*イラストの設定や登場する商品等は架空のものです。また、内容は個人的な見解ですので、デザインを考える上での視点のひとつとして参考にしていただければ幸いです。

 

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