調べるときは知らないとき?
自分と同性•同年代の人に向けて商品とつくったり、サービスを考えたりするとき、私たちはリサーチをそこまでやりません。興味分野や生活スタイルが分かるからでしょうか。しかし、対象が高齢者になると一変、念入りにリサーチしはじめます。イメージでなんとなく知っているだけで実情は分からないから?
私たちは自分と同世代のことを本当に分かっているのでしょうか?きっと高齢者についての知識とあまり大差はないはずです。もしかしたら客観視している分、同性代のことよりも高齢者のことの方が理解できているかもしれません。
分からないことがあるときに調べる習慣はありますが、分かっていることを調べる習慣はありません。そこには、分かっているつもりで勘違いをしたまま何かを行う危険が潜んでいます。その都度調べて認識をあらためることはとても大切なことなのですが、私も周囲の人たちもなかなか実行できていません。分かったつもりになっているんでしょうね。
あなたは『知っていることでも調べる習慣』ありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。