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過去との比較

 

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 有名ブランドのロゴが変わった。「前のほうが好きだったな~」。スーパーの商品レイアウトが変わった。「商品の場所が変わっちゃって、どこに何があるか分からないわ」。何かが新しくなると、前のほうが良かったという意見が出てきます。でも、それらは変わって少しの間だけ。数ヶ月も経てば、変更後の方が良くなっていると感じることもあります。「あのスーパー、周辺に住んでいる人の需要が分かってるわね~」。

 

ただ、変えた結果が具体的な数字として表れたり、目に見えるものだと同じようにはいきません。例えば、変更前の方が売上が良かった場合「変えなければよかった」としばらく経っても意見が出続けます。そして、やり方を前に戻す場合も。そういう環境では、結果が出なかった新案は、状況も関わる人もその当時とは変わっていたとしても、その後もやらない傾向があります。

 

何かを大きく変えるとき、発信する側からも受け手側からも少なからず反発があります。そして変えた後、受け手側は意外に柔軟に変化を受け入れる傾向があり、発信している側は『過去との比較』に囚われ続けてしまう傾向があるように感じます。変えるのは、現状が良くないから変えるだけではありませんし、これから先のことを見据えて変える場合もあります。過去の実績は気になるところではありますが、今と未来を見て、変化を受け入れてみるのはいかがでしょうか?

 

 

あなたは『過去との比較』についてどう思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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