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主役は花嫁...と私?

 

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 アメリカのあるソロアーティストのライブを観たとき、その人に目が釘付けになるぐらい引き込まれたことがあります。ステージには数十人のバックダンサーがいて、主役と同じような派手な衣装なのに、オーディエンスの目線はそのアーティストにだけ注がれているようでした。これは、その人の存在感もありますが、バックダンサーが影の功労者であることに、後になって気付きます。

 

グループアイドルのように個々で勝負している場合は除いて、主役を引き立てる役割なのに自分が目立とうとしてしまう人がいます。自分のパフォーマンスを高く評価してもらいたい欲求からアピールしたくなりがちですが、チームで何かを作り上げるときは、それぞれが役割を理解して行動しなければなりません。

 

しかし、1人だけアレンジを加えたり、やり方を変えて「もっと私は出来るんだ!」「私はちゃんとやっているぞ!」となってしまう人も…。その気持ちは分からなくもないけれど、そこは『チーム』。自分が大丈夫でもチームメイトがやりづらかったら?と考えてみてはどうでしょう。

 

先ほどのソロアーティスト。バックダンサーとの信頼関係が築き上げられているからこそのチームプレーのように思いました。ライブの裏側ドキュメントで、居残り練習している1人のダンサーに気付いて、そのアーティストが何時間も付き合ってタイミングを合わせる姿がそれを物語っていました。チームを引っ張る立場の人も「私をたてろ!」という姿勢では、自分もチームメイトも満足のいくパフォーマンスがきっと出来ませんよね。

 

 

あなたは『チームプレー』についてどう思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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