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隠すから目立つ?

 

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 朝、電車に乗っているときに遅れているアナウンスが入ったら、時間通りに会社に到着できるか心配になりますよね。しかし、私が知っている限り、在来線の電車の車内には時計はありません。それは、遅れが具体的に分かってしまうからでしょうか。時計がなくても、私たちは自分の時計で確認するだけなので、結局、時計が無いことの方が目立ってしまいます。

 

私たちは、相手にとって良くないと自分たちが思うことや、自分が言いたくないことを隠す場合があります。確かに、隠すことでこちら側としては事がうまく運ぶ利点があるのかもしれません。しかし、相手にとっては不安や疑問が残る結果となることもしばしば。『週休2日』。採用情報などによく書いてありますが、それだけを聞いたら週に2回休みがあるものだと思ってしまいます。でも実際は、月に1回以上週休2日があれば『週休2日』。

 

隠しているつもりがあるか無いかはさておき、相手に不安や疑問が残るコミュニケーションは、良好な関係を築けるとはなかなか思えません。全てをオープンにするのは、それはそれで支障をきたすかもしれませんが、言っても差し支えないことは隠さないほうがよいのではないでしょうか。点のコミュニケーションか線のコミュニケーションか。その場だけしのげればいいという点の考え方が、隠すことにつながっているような気がします。そもそも隠すことは本質的な解決にはならないと思うんですけどね。

 

 

あなたは『隠す』ことについてどう思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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