ロボット踏んだら誰のせい？

　おもちゃを片付けない子供がわるいのか？寝ぼけて足元をよく見なかった自分の不注意か？視力がわるいのにメガネをかけなかったから？ロボットを収納する場所がないから？はたまた、片付けられるように子供に教育していない自分がわるいのか？あれ？子供以外の理由もけっこう思い浮かぶな。

すべてに当てはまるわけではありませんが「絶対に相手がわるい！」というとき、後になって考えると相手ではない原因が見つかることがあります。ミスや失敗の責任追及は必要なのかもしれませんが、それよりも次に同じことを繰り返さないようにするほうがよっぽど重要です。「上司の指示通り正確にきっちりやった結果のミスだから、自分には責任が一切ない。」たぶんこの先も同じことが起こります。自分の頭の中の『指示通り』が上司と同じ考えとは限りませんし、『指示通り』やること自体が誤りだったのかもしれません。

自分の対処によって、それを未然に防ぐことができた可能性が少なからずあります。「誰がどう考えたって相手がわるい」と思ったら、一回ぐらい自分を振り返ってみるのもアリかも。同じことを繰り返さないための発見があるかもしれません。

あなたは『自分にも非がある』と思ったことはありますか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。