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残りが分かれば捨てやすい?

 

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「まだ使えるのに、まだ残っているのにどうして捨てちゃうの?」。私たちは周りの『もったいない』行動に対してつい目を向けてしまいます。でも、もしかしたら、まだ使えるのか?残っているのか?本人が分からないだけかもしれません。分かりにくいことに目を向けて考えてみるのはどうでしょうか?

 

例えば、乾電池。あなたが乾電池を捨てるときは、全部使い切ったときだけでしょうか?目覚まし時計に入れても動かなかったら、残りが無いものだと思って捨ててしまいます。でも実際は、接触がわるかったり、時計の方が壊れている場合も...。一般人は乾電池の残量を調べる道具なんて持っていないので、残量が分からないまま処分していることになります。

 

使い捨てマスクを『もったいない』と思って再度使用することは不衛生ですが、一度使ったら処分したほうが良いことを知らないから使ってしまうのでしょう。私たちが物を捨てるときの判断は非常に曖昧ですし、すべての物に対して知識を身につけることもなかなか出来ません。捨てる側のモラルや常識を問うだけではなく、物をつくる側にも捨てるかどうかの判断がしやすいようにする工夫が必要なのかもしれませんね。

 

 

あなたが『使い切った』と判断するときは、どんなときですか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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