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イメージ損はもったいない?

 

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 楽しくなさそうだなと思ったら、意外と相手は楽しんでいた。怖そうな人だと思ったけど、話してみたらめちゃくちゃ優しい人だった。自分が思っていたことと実際が、大きく異なることは結構あります。

 

例えば、私はプライベートで商品に出来るようなクオリティのモノを作ってみたいと思ったとき、工場に依頼するかどうか迷いました。会社ならまだしも、個人でお金も無い私は相手にしてもらえるはずがないと思ったからです。ダメもとで工場に片っ端から相談してみると、案の定、ほとんど門前払いでしたが、30件目ぐらいで話を聞いてもらえることに。会いに行くと、前向きに検討してもらえるどころか、その場で試作品の打合せがはじまりました。そして2ヶ月後にはモノが出来上がってしまいました。

 

うまく進んだだけかもしれませんが、依頼前の「相手にされないだろう」というイメージは大きく崩れました。もしそのとき動いていなかったら、私にとって工場は法人取引しかしないイメージのままでした。その後の自分のモノづくりに影響する大きな『イメージ損』です。確かに、イメージ通りのことが多い世の中かもしれません。でも「そんなことないかも」と思って行動してみると、本当にそんなことない場合が多いのも事実です。美術大学を出ないとデザイナーになれない。有名コンペで賞をとらないと仕事がもらえない。それが本当かどうかを確かめられる域まで辿りついていませんが、今のところそんなことはないです。私は根がネガティブで「どうせ○○でしょ」と卑屈になりやすいタイプですが、今の自分のイメージで損をしているかもしれない!と思い込んで、思い切って行動してみるように心掛けています。

 

 

あなたが経験したことがある『イメージ損』は何かありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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