自分の持ち物のMY?
自分が持ち歩く物の中で『 MY (マイ)』がつく物とつかない物があります。マイバッグ、マイ歯ブラシ、マイ箸からマイ七味、マイマヨネーズまで。最近、混雑した電車で吊り革につかまれない人のためにマイ吊り革なんていう商品も出ていました。持ち歩く物はすべて『自分の』なのに、どうして一部の物にだけ『 MY (マイ)』がつくのでしょう?
自分専用の物につく?確かに『 MY (マイ)』がつく物はすべて自分専用です。でも、他の物も自分専用なのでそれだけの理由ではありません。普通は持ち歩かない物だけど、あえて持ち歩く物につくという考え方はどうでしょうか?普通という判断が難しいところですが、確かに『 MY (マイ)』がつく物はみんながみんな持ち歩いているわけではありません。ただ、私が持ち歩いている物の中には、他の人が持ち歩いていない物もあります。仕事柄、寸法を計るメジャーを持ち歩いていますがマイメジャーとは言いません。
まだしっくりくる答えは見つかっていませんが、たぶん『 MY (マイ)』は特別な物につくのではないかと思っています。「お蕎麦屋さんにも七味は置いてあるけど、私のお気に入り七味を使いたいから持ち歩いている(特別に)」といった感じな気がします。特別感がある物が『 MY (マイ)』。そう考えると、スーパーで買い物をするとき、未だにマイバッグを持参する人が少ないのもうなずけます。持ち歩くことが特別だったら、なかなか浸透はしませんよね。
あなたが持ち歩いている『 MY (マイ)』は何かありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。