デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

予想してない百面相?

 

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 身のまわりでグラフィックデザインを探してみると、平面のモノは意外と少ないことに気付きます。立体的になるモノを考えたり検討したりするのにパソコンの画面や印刷物など平面でみるのは、チェックする内容にもよりますが、どこか違和感がありますよね。

 

円柱に貼るポスターや缶ジュースのパッケージなど丸まるモノ。ティッシュボックスや化粧箱など折り畳んで立体になるモノ。そのあたりまでは、曲がったり立体になることの想定が出来ます。さらに、スナック菓子の袋やTシャツなどの膨らんだりシワになるモノ。中吊りやのぼり旗など風で動くモノになると、実際にどう見えるかまで確認したりする人は少ないのではないでしょうか。

 

若いときに勤めていた会社でのぼり旗のデザインを考えるときに、印刷した紙をヒラヒラ動かしていたら「仕事中に遊ぶな!」と先輩に怒られたことがあります。せっかく作るのなら、自分たちが見てほしいように見えるかどうか、念入りにチェックしてもいいのでは?と思っていたのですが、時間に余裕がない中でそこまでやる必要はないと考える人もいるかもしれません。それでも私は、即席の模型でもなんでも作ってみて、実際にどう見えるかのに時間を割いていこうと思っています。モノによっては、どう見えるか分からないのを楽しむ場合もあるんですけどね。

 

 

あなたは『予想と異なる見え方』を感じたことはありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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