値段とサイズと素材以外?
商品の値札には、たくさんの情報が記載されています。お客さんからすれば、値段とサイズと素材ぐらいが分かれば十分ですが、商品名や生産国、商品番号や管理番号など盛りだくさん。お客さんが購入するために知りたい情報だけを記載すればスッキリして見やすいはずです。記載の決まりごとや管理のしやすさを考えた結果ではありますが、お客さんが知りたい情報を分かりやすく伝える目的だと考えると、値札のデザインも改善の余地は少なからずありそうですよね。
私たちは、相手のために何かをするとき、いくらか自分の都合も入れてしまいます。どうせなら相手も自分も使いやすい•楽しい•嬉しいほうが良いので、当たり前と言ったら当たり前なのかもしれませんが、それを取っ払うことが出来ないのは少し厄介です。はじめは相手100で考えていたことが、相手90自分10、相手80自分20…とどんどん比重が自分になっていくのをよく見かけます。せっかく良いサービスだったのに、自分たちのメリットを増やしすぎて魅力が半減したり…。
ビジネスだったら自分たちのメリットを考えるのは当然です。利益が薄くなったり、サービスの品質が低下するほど相手のためだけに特化してやる必要はないと思います。でも実際のところ、相手100でやると想像以上に喜んでもらえますし、一時的に不利益だとしても後々返ってきたりもします。『相手のため』と『自分のため』のバランスがわるいと、商売感というか取引感が強くなって素直に喜べません。なかなかビジネスの場面では難しいことかもしれませんが、相手100で一度試してみてはいかがでしょうか?今までとは、全くちがうモノができる可能性があるような気がします。
あなたは『相手のため』より『自分のため』が強くなってしまった経験はありますか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。