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イレギュラー対応?

 

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 仕事をしていると、予定通りにいかないことも多く、何も起きなければスムーズに事が運んだのに…と思ってしまうこともあります。そんなイレギュラーが発生した場合、イレギュラーを受け付けない人を除けば、慌ててしまう人と冷静に対応する人の2タイプ。当人の性格によるところも大きく影響はしますが、慌ててしまうかどうかのちがいは、持っている経験と対応手段の多さです。その引き出しの数で、イレギュラーをカバーできているように思います。

 

少し前にカフェに行ったとき、杖をついているおばあさんがお店に入ってきました。注文を聞いた後、店員さんがひと言「お水はセルフでお願いします。」お店の決まりは分かりますし、自分で水を運ばせた他のお客さんの目も気になるかもしれません。でも、私には何だか気持ちがわるく、誰もお客さんがいないのにカウンターに誘導されたりするのも同じです。レギュラーの対応はレギュラーでいいけど、イレギュラーの対応がレギュラーでいいか?難しいところです。

 

全員に同じ対応をさせるためにマニュアルがあったり、お客さんに同じモノを提供するために商品を固定したりします。個人の判断に委ねてトラブルになる可能性もありますし、1人だけ特別扱いはできないのかもしれません。ただ、個人の趣味嗜好が細分化している中で、決まったモノやサービスだけを提供するやり方は、ますます噛み合なくなっていくような気がしています。その都度起きたイレギュラーを記録してイレギュラー対応マニュアルでも作ってみてはどうかなんていう意見もありますが、きっと覚え切れないし、その都度マニュアルをペラペラめくって対応方法を確認するなんておかしいですね。イレギュラー対応力は、これからますます必要になってくる力なのかもしれません。

 

 

あなたは『イレギュラー』が起きたとき、どう対応していますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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