デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

ON/OFFを切り替えない?

 

f:id:kazuhotel:20151123133317j:plain

 

 私たちが普段、疲れやしんどさを感じる理由。肉体的ことはひとまず置いておいて精神面の疲れの理由はどこにあるのでしょう。医者や心理学者ではないので専門的な理由は分かりませんが、私はスイッチのON/OFFを繰り返しているから疲れるのではないかと考えました。仕事モードのスイッチ、外行きの自分に切り替えるスイッチ…。気を遣うこと自体ももちろんですが、それよりも切り替えの頻度が高いことが負担になっているような印象があります。

 

会社に着いたらスイッチON、昼休みにOFF、戻ってON、外出して電車でOFFして打ち合わせでまたON。OFFにしていたのに急に道端で知り合いに会ってONにするなど、慌ただしいON/OFFを繰り返して生活しています。きっとしんどいはず…。エアコンを点けたり消したりすると、余計に電気代がかかるようなイメージです。一方で、常にニュートラルな人は、あまり精神的な疲れの印象がありません。当人たちに話を聞いても同様の話をされます。タレントのタモリさんはテレビでも普段でも変わらないそうで、それが長く業界に居続ける秘訣だと語っていました。

 

誰しも常に素の自分のままで生活するのは難しいことは分かっています。ただ、そのON/OFFのギャップを緩やかにしたり、部分的に取り除くことはできるような気がします。ONにすることで表面的なコミニュケーションは出来るかもしれませんが、内面のコミニュケーションが出来ていないのかもしれません。これはデザインにも大きく関わることだと思っています。「よし使うぞ!」と意気込まないと使えないモノは、どんなに機能が優れていても満足を得られても、疲れてしまうと思うんですよね。

 

 

あなたは『ON/OFFの切り替えについてどう思いますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plain f:id:kazuhotel:20160612063723j:plain