送電線の張り方?
ここ最近、仕事で県内のいろんな街に出向いています。とぼとぼ歩いていると送電線が山の中にドーンと立っているのが目について、どうやってあそこに建てたんだろう?と気になってしまいました。想像以上に大掛かりな作業と労力がかかっていることを知り、普段不自由なく電気を使うことができることに感謝しなきゃいけないとあらためて思いました。
物事の生い立ちを知るのが楽しいですよね。気になったものはつい元を辿ってしまうのですが、今までそうやって知ったモノは見え方が変わっていて、例えば自分の持ち物であれば知る前よりも大事に扱っているような気がします。子供の頃、「もっと興味を持ちなさい」「モノを大切にしなさい」とよく言われました。ただ、分かったとは言うものの、いまいちピンとこなかったのを覚えています。前からそんなふうに感じていたこともあって、デザインをするときにいつも考えていることのひとつに『自然とそうなるように伝える』を入れるようになりました。
「~してください!」と直接的に伝えても、極端な話やりたくない人もいますし、やってくれたとしてもポジティブな行動ではなかったりします。一番いいのは、その人が自発的に行動すること。自ら動くときはポジティブなので、その行動による結果も大きく変わると思っています。物事の生い立ちを知ることはほんの一例ですが、自然と行動をとる伝え方を考えるだけでもとても勉強になりますので、興味がある方は試してみてください!あっそう言っているそばから直接的に伝えてしまいました…。
あなたは、自然とやるようになったことがありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。