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余裕があればみんな優しい?

 

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 学生時代のアルバイト先の当時の店長と今でも年賀状のやりとりをするのですが、その人を今でもすごいなと思っています。理由は、いつでも優しいから。際立って優しいわけではないのですが、周囲の人を常に気にして相手を優先して行動する人だからです。何を言っているんだと言われてしまいそうですが、私の経験の中でそんな人に出会ったことがありません。正直、優しい人はたくさんいます。でもどんなときでも同じように優しいかというと…。自身に余裕があるときにできる人はたくさんいますが、余裕がないときでも優しい人は少ないように思います。

 

例えば、募金をする人はすばらしいと思います。でも、経済的に苦しい状況や自分の生活を切り詰めてまで募金をする人はなかなかいません。だから、そういう活動をしている方などには頭が上がらないんですよね。お店でも企業でも、業績が良いときのサービスは良いことが多いのですが、業績が低迷するとサービスの質が落ちます。自身の状況によって相手への対応を変えることは、ビジネスでは特に当たり前なのかもしれません。

 

忙しいときと暇なときの仕事のクオリティー。変動する材料費と提供する定番メニューの価格。比例して変わることが当たり前とは捉えづらいものも世の中にはたくさんあります。余裕があるときに奮発できることもすばらしいと思いますが、そうではないときが出てくるとしたら、変わらないことの方が受け手は安心できる可能性も大いにあるなと、ふと考えてしまいました。

 

 

あなたは、『良いときは良い』と『変わらない』だったらどちらを選びますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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