“効率がいい”は非効率?
自分が自腹で会場を借りて何かのイベントを開催するとします。100人は集めないと赤字になってしまう。そんなときあなたはどうやって人を集めますか?
SNSで呼びかける?思いきって周辺にチラシを巻いてみる?いえいえ、きっと最初にとる行動は、身近な人に声を掛けていくはずです。友達に電話をしたり、直接会いに行ってお願いしたり、「知り合いの人にも声をかけてみてくれない?」なんて頼んだり。効率が良いかどうかは分かりませんが、見ず知らずの人に頼むよりも集まってくれる可能性は高いですよね。
一般的にビジネスシーンなどでは、効率がいい方法が選ばれがちです。しかし、その“効率がいい”方法が結果的に効率がよかったかというと…そうとも言えないことが多いような気がします。少し前に、映画監督の紀里谷和明さんが映画のPRのために、4万枚の名刺を手配りしたという記事を読みました。もちろんパフォーマンスの意味合いもあると思いますが、効率だけを考えたらそんなことはしません。一般的に「効率がいい」と言われている方法は、費用や労力と結果のバランスが良いのかもしれませんが、もしかすると楽な方をそう呼んでいるのかもしれませんね。
あなたは『効率がいい方法』を選びますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。