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どのカレーも美味しい?

 

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 他のお店とちがうことをして差別化を図ろうとすることがあります。お店ではなく個人でも、他の人がやっていないことや出来ないことに着目して身に着けようとしたり。「かわいい系の商品展開にしたいけど、かわいい系はもう他のお店がやってるからな~」。

 

他とのちがいを作ろうとしたとき、全く異なることをやろうとするのは、決して間違いではありませんし、それがうまくいけば、一気に他を出し抜ける可能性があるので素晴らしい着眼点だと思います。でも、それはとても難しい。だからこそチャレンジしがいがあるのですが、自分がやりたい方向性まで諦めてやるところまでいってしまうと少しちがう気がします。例えば、オシャレな雑貨屋さんをやりたいとします。オシャレな雑貨屋さんはたくさんありますが、だからやめようとはなりませんよね。10代女性が好む雑貨、20•30代女性が…、主婦が…、対象を変えるだけでまるでちがうコンセプトになります。

 

企画を考えるときなどに、世の中に無いまったく新しいことを考えようとする人をたまに見かけます。分かりやすいからです。そういう人は、カッコいいと言えば○○、かわいいと言えば△△と、1つの大きなカテゴリに対して1つのイメージを持っていたりします。カッコいい1つとっても、人によっていろんなカッコいいがありますよね。細かく突き詰めていけば、自分が考えていることが人とまるカブりすることはまずありません。何かの指針が見つかったら、それを1つと考えずに無限に枝分けれしてると考えれば、いくらでも差別化は図れるはずです。そのちがいを相手に理解してもらうのは難しいんですけどね。

 

 

あなたがカッコいいと思うものは、まわりの人たちと同じですか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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