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肌の弱い美容師さん?

 

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 先日、美容室に行ったときに、素敵な美容師さんに出会いました。肌の弱い美容師さん。私自身もアトピーがあるのでよく分かるのですが、肌が弱いと水仕事や薬剤を使う仕事は大変です。エステティシャンになったものの、手荒れに悩まされて現場の仕事を離れた友人もいます。私は自身の経験や友人の話から、肌が弱い人には出来ない仕事があるとどこかで決めつけていました。でも、それでもやっている人がいて…。

 

私はそれをハンディキャップとは思っていないつもりでしたが、「お客さんが嫌かもしれない…」なんて想像して、無理だと決めつけていたようです。実際、自分がお客さんとして接してみてどうだったかというと、嫌な気持ちにはなりませんでした。「申し訳ありません。私は肌が荒れているので薄い手袋を付けさせていただいております。シャンプーは別のスタッフに代わりますので…」。

 

実際は、本当に出来ない仕事もあるかもしれません。お店側、お客さん側が受け入れるかどうかという問題も当然あります。ただ、実際にやっている人を目の当たりにしたことで、自分が未だに『出来る•出来ない』の境界線を引いているのだと分かりました。普通に考えたら難しいこと、過去に無いケースはたくさんあります。それをどうやったら出来るかを考える仕事をしているにも関わらず、はじめから否定してしまっていることも多いのではないかと、恥ずかしくなってしまいました。

 

 

あなたが、出来ないと決めつけていることは何かありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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