デザインのはてな

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肩書き縛り?

 

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「デザイナーなのに、どうして在庫管理までやってるんですか?」。普段、仕事をしていると言われることがあります。私はデザインの仕事をしているのですが、一般的なイメージのいわゆるデザインだけをやっているわけではありません。商品の販売フローを考えたり、広告戦略を練ったり、時には人材育成やビジネスモデルの見直しなどをやる場合もあります。全てつながっていることなので、私自身、違和感は全くないのですが、第三者の目から見ると「デザイナーなのに…」「専門じゃないでしょ!」といった印象になります。なので、私はこれまで“デザイナー”という肩書きを自ら使わないようにしていました。肩書きが足かせになってしまうからです。

 

「それは私の仕事じゃない。」直接言われたことはなくても、そんな雰囲気を出している人に一度は出会ったことがあるのではないでしょうか。もちろん環境にもよりますが、これってもったいないなと思っています。自分の肩書きで自分のテリトリーを決めてしまっている。専門性が高い分野の仕事でも、関係する仕事を知って損をすることはほとんどありません。むしろ自分の専門分野の能力を高めるために必要不可欠だと考えています。相手の専門分野に足をつっこまないという主義でも、それは時と状況をわきまえればいいだけのこと。自身が抱えている業務をこなすため、自分の業務に専念するためには仕事を広げないことがひとつの選択肢ではありますが、もし自分の肩書きに縛られて知らず知らずのうちに窮屈になっているとしたら、いっそ取っ払ってしまうのもアリかもしれません。

 

 

あなた今の肩書きで取り組む仕事は何ですか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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