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多過ぎて別の方法を検討?

 

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 昨年の国勢調査で日本の人口減少が伝えられました。「人も減って高齢化で若者の割合も減って…。ますます厳しくなりますね~」と、いつも行っている美容室でも危機感を感じていると聞いたりもして、あらためて仕事において社会の状況を知る必要性を感じました。

 

たいていの美容師さんは、はじめはお店に勤務して経験を積み、独立を目指すそうです。ただ、美容師は定年がない仕事で、みんなが独立するので美容室の数は増える一方。供給過剰の飽和状態の中で、若い世代の人口が減っていくとなれば危機感を感じるのは当然です。そんな中で、実際の若い世代の行動がどう変化しているかという面白い記事を読みました。床屋さん(理容室)に行く若い男性が増えているという内容です。技術が高く、顔も剃ってくれる。理容室に魅力を感じるポイントは人それぞれですが、私は選んだ理由のひとつに『多過ぎる数の中からは選びたくない』があると考えています。

 

ファストファッションが一時期ブームになりましたが、追随するショップが次々に出来て飽和状態になった結果、あまり選ばなくなったような気がします。多過ぎるから…。同じようなものがたくさんあると、自分にとって大事な点はどこかをあらためて考えたり、他の手段を模索するのではないでしょうか。逆にもしなかなか自分が選ばれない状況だったら、それは同じような人がたくさんいるから相手が選べないのかもしれません。(美容室がどれも同じだなんて思っていませんので、気をわるくしないでくださいね。)

 

 

あなたは、たくさんある同じようなモノを見て、別のモノを選んだ経験はありますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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