あっ、ファミマのメロディ！

　名称やロゴマークの商標登録と同じように音やメロディの商標登録が可能になり、固有の音について注目されるようになりました。テレビCMなどでメロディーにのせて商品名を伝えるサウンドロゴや、パソコンを起動するときの音や操作音。他にも対象となるものがたくさんあるようです。そういった音やメロディの影響力や効果って大きいですよね。メロディ先行で覚えてしまうことも結構あります。

コンビニのファミリーマートの入口で鳴るメロディ。『ファミマ＝あのメロディ』になっている人にとっては、直接お店の名前を聞いても、あのメロディを聞いても、イメージする内容の差はほとんどありません。自分のお店を思い出してもらうためのツールとして、店名•ロゴマーク•看板の配色の他に『メロディ』を持っていることになります。覚えてもらうためには、強烈な印象を与えるものを１つ持つことも必要ですが、連想してもらうものの数を増やすこともアリだと思っています。

私はメガネをかけているんですが、ここ最近よく帽子をかぶっています。すると、あくまで体感的な話ですが「あ～帽子でメガネの人ね！」と、覚えてもらいやすくなりました。仕事でよく行く雑貨屋さんでは、店員さんと特に会話もしていないのに「今回は、配送先はどちらですか？」なんて言われたり。中身で覚えてもらいたいと思っていたこともありましたが、簡単に思い出すきっかけが無いと難しいのかもしれませんね。家族や友達、仕事仲間以外で自分がすぐに思い出せる人は、やっぱり思い出すきっかけを持っている人でした。

あなたが、パッと思い浮かぶ有名人。思い出したきっかけは何でしたか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。