デザインのはてな

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経験はそれほど変わらない?

 

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 私はお笑い番組をよく観ます。好きな芸人さんもたくさんいて、ブラックマヨネーズもそのうちの1組。ネタはもちろん面白いのですがトークが特に好きなので、彼らがMCをつとめるトーク番組が終わってしまってガッカリしています…。それはさておき、芸人さんはエピソードトークが上手ですよね。ただ、彼らは組み直したコンビで、若い頃の共通のエピソードを持っていないにも関わらず、いつも面白いエピソードトークを聞かせてくれます。だいぶ前、吉田さんがこんな話をしていました。『自分の顔のボツボツを蜂が巣穴と勘違いして近づいてきて、直前で「あっちがう!」と気付いて引き返していった。』。実際のトークのように面白く伝えられませんが、そんな話です。これって実は、蜂が近くにきただけの経験です。

 

トークの技術が高いのはもちろんですが、日々の体験を自分たちの話のネタとしてストックする力に私は凄さを感じています。エピソードトークが苦手と言っている若手芸人さんが、特別な経験をする機会がなかなか無いと嘆いているのを聞いたことがありますが、きっと誰も特別な経験ばかりしているわけではありません。普段、身のまわりで起きていることをいかに自分のこととして捉えられるかのちがい。面白いこととして捉えれば面白い体験として残り、何も感じなければ残りません。私はデザインの仕事をしていますが、若い頃は「特別な経験さえすれば自分だって…」と隣の芝を青く感じていましたが、日常の経験でそれほど大きく差が出ることはないと今は思っています。環境や立場によって少なからず違いはありますが、自身の捉え方次第で大きく変わるかもしれません。

 

 

あなたは、普段経験することに周囲と差があると感じますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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