頻繁に変わると不安？

　最近、よく行くご飯屋さんがあります。固定のお客さんが結構いる人気店に見えるのですが、お店のおばちゃんは「ウチはイメージがあまり良くなくて…」と嘆いていました。そこはチェーン店で、社内で店舗間の異動が多いため、お客さんからすると「また人が変わってる…」と不安に感じるところがあるそう。会社としては、現場教育やスタッフの育成、味のバラつきが出ないように…など様々な理由で、どちらかと言えばお客さんにとって良い環境にするために行っていることです。でも、一部でマイナスの印象も与えてしまっている事実もあります。変化にあまり柔軟でない日本では、変わることに抵抗を持つことも多いのかもしれません。

変化が頻繁に起きるものなら、なおさら。駅前の好立地なのに、いろんなお店が出たり入ったりを繰り返していたら、その場所に何か問題があるような気がしてしまいます。商品の値段がコロコロ変わるお店だったら、値付けに対して不信感を持ちますし、経営陣が頻繁に変わる企業の株を買おうとは思いません。今は、変化にどれだけ柔軟でスピーディーに対応できるかが大切だと言われていますが、それはあくまで仕事上の話。プライベートまでそんなふうにしている人はごくわずかです。自分たちの変化に相手がついてきているかどうか？確認しながら変化していきたいと思っています。

あなたは、何かが頻繁に変わって不安になったことはありますか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。