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0時?12時?24時?

 

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 0時・12時・24時。大人になって24時間表記には慣れてきましたが、子供の頃は12時間表記が当たり前で、会話の中で24時間で伝えた記憶はほとんどありません。「3時から遊ぼう♪」が、夜中の3時なわけはありませんし、「9時には寝なさい!」が、朝9時なわけがありませんからね。それがいつの間にか、24時間表記でないと不便を感じるようになってしまったと思うと、なんだか休みなく忙しい感じで少し憂鬱になります。24時間体制で働いている人にとっては、やっぱり24時間表記の方が便利なのかもしれませんが、中には必要としない人もたくさんいます。それなのに、24時間表記ばかりになってしまっていることに、何だか違和感を持ってしまいました。

 

例えば、高齢化に伴って夜中に活動する人は少なくなっているはず…。そう考えたら、12時間表記のほうが適している可能性は十分にあります。「14時に伺いますね!」よりも「2時に伺いますね!」。少なくても私のまわりの高齢者は、14時を一度頭の中で12時間に変換してから2時と理解する人がいます。自分の生活に置き換えたら便利なことでも、不便を感じている人がいる場合もあります。便利で親しみのある表現や手段は、今の世の中には合わなくなってきているかもしれないので、当たり前になってきていることほど、見直す余地があるのかもしれません。

 

 

あなた、12時間表記と24時間表記、どちらの方が分かりやすいですか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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