デザインのはてな

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知名度は想像の半分以下?

 

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 ある団体のロゴをデザインしたことがきっかけで、その団体が主催するイベントに参加させてもらいました。とても有意義な時間を過ごすことができたのですが、その時間の中で、まだまた自分の想定はあまいなと実感しました。その1つが知名度。有名なビジネスを展開している会社の社長さんがトークショーの中で、「この中で、私たちのやっている○○を知っている人はどのくらいいらっしゃいますか?」と尋ねました。会場には約60名。興味がある人が集まっていたこともあって、私は10名ほどと予想しましたが、結果は4名。リアルな実情に驚いてしまいました。「このぐらい知っていてほしいけど、きっと実際はこのぐらい…」。その想像の半分にも満たない結果です。

 

別の話になりますが、過去にこんなこともありました。「自分たちのお店を知っている人が少ない…」とチラシを巻くことになり、お店の周辺はさすがに知っているだろうと考えて、少し離れた地域にばかり巻いていました。しばらくして、チラシが余ったので近所にも巻いてみたところ、一番反響があったのはその近所の人たち。「あ~ここお店だったの?」存在を知らなかった人があまりにたくさんいて驚いたのを覚えています。テレビや雑誌に出たり、ブログやホームページへのアクセスが増えてくると、一気に知名度が上がったような錯覚に陥りがちです。全国放送のゴールデンに出たとしても、きっと自分を知っている人は想像の半分もいません。そのくらい知名度を上げることは大変なことなのだと、あらためて痛感しました。

 

 

あなたの地元で有名なモノ。他県の人がどのくらい知っていると思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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