プチプチの裏表？

　ダンボールに詰めるときに、割れ物などを包む「プチプチ」「エアパッキン」などと呼ばれる緩衝材。物によって仕様は異なりますが、一般的なプチプチは表と裏があります。ツルツルの面と、サラサラした凸凹の面。私は何の疑いもなく、凸凹の面を内側にして割れ物などを包んでいました。逆向きで包んだ場合、凹んだ部分に衝撃が加わったら緩衝材の意味をなさないからです。正しい使い方を調べたわけではありませんが、たぶん間違っていないんじゃないかと。このプチプチのどちらを内側にしたらよいか？は、考えれば何となく分かるような気がしてしまいます。

「考えれば分かるでしょ」と言いたくなったことはありませんか？でも、これって実はとても難しいことなんじゃないかと思うんです。相手の経験や知識、推理力や想像力がどのくらいかなんて分かりません。私も全く経験したことがない内容に直面したら、そう思われてしまうかもしれません。だから、その人の中で答えを導き出せるかどうかの判断は難しい。「考えもしないで簡単に答えを聞いてくるな」と感じたとしても、相手は考えた結果聞いているのかもしれないし、そもそも考えて出す答えだと思っていないかもしれない。いろんな指導方法を聞きますが、自分で考えて答えを出してほしいときのコミニュケーションの難しさを痛感しています。

あなたが、『考えれば分かる』と思うことは何かありますか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。