デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

どこまでやったんだろう?

 

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 テレビ番組や映画の最後のエンドロールには、製作に関わった人や会社がズラリと並んでいます。原作○○、脚本△△、監督□□…。その作品のどこの部分を誰が担当したのか分かります。一方、デザインだと「デザイン○○」だけだったりする場合が多く、その人がその作品にどのように関わったのかがよく分かりません。アイデアを出しただけかもしれないし、設計まで携わっているかもしれない。実際に自分の手で作っている人も中にはいます。

 

「音楽プロデューサーって何をやるんですか?」ヒャダインこと前山田健一さんがテレビ番組でそう質問され、「たしかに謎ですよね~」と言いながらも分かりやすく答えていました。(大雑把に言うと)完成までに必要なことはひと通り出来るけど、それを自分でやる場合もあれば、人に頼む場合もある。音楽は、作詞・作曲・編曲…と書いてありますし、CDには関わった人が記載させていたりするのでまだ分かりやすいほうです。私の考えの中にあるデザインも、音楽プロデューサーのような動き方をするのですが、比べると確かに不透明なところがあります。作品の横に書いてある『デザイン○○さん』。それを見るたびに、どの部分をやったんだろう?とつい考えてしまいます。

 

 

あなたは、『デザイン○○さん』と書いてあったら、どこまでその人がやったと思いますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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