注目されたいから否定?
私のブログを読んでくださった方から、度々こんな感想をいただきます。「否定が多い」。そんなつもりはなかったのですが、あらためて過去の記事をみると、タイトルが「~でない?」「~はダメ?」と、?マークは付いているものの否定の表現が多かったんです。偏った視点を投げかけて再考するきっかけをつくるのがブログのテーマだという言い訳もありますが、ときには内容も否定的だったりして、自分は否定的な表現を使う傾向があるんだと人から言われて分かりました。ただ、それと同時に感じたことも…。私のブログは、「PV数をあげるために○○」「バズワードを使って△△」といった対策もしておらず、自分のトレーニングの一環でブログをやっているつもりでしたが、どこかで自分のブログに注目してほしいという気持ちがあったのだと分かりました。
何かを否定するのは肯定するよりも簡単です。そして、否定的な表現は、肯定的な表現よりも人の興味をそそる面があるそうです。政治家が、選挙で対立候補者を批判ばかりするのは、「これからこうやって世の中を良くしていく」といった自分の公約を訴えるより、ダメな部分を否定するほうが人の興味をそそるから。そんな政治家をニュースで観るたびに、「批判ばかりしないで前向きな話をしろよ!」と思っていましたが、近しいことをやっていのかもしれないと、勝手に落ちこんでしまいました。
あなたは、つい否定してしまうことはありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。