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それは新しい?

 

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 できるだけ新しいモノが欲しくて、陳列されている商品を奥の方から取るなんて話をよく聞きます。確かに、お店側も賞味期限の近い商品から買ってもらおうとしているかもしれません。でも、私たちが気にして見るのは生鮮食品ぐらいで、飲み物やお菓子、乾物や調味料などは何も気にせず手前から手に取ります。同じように賞味期限はあるはずなのに…。できるだけ新しいモノが欲しいと思っている人は多いのですが、できるだけ新しいモノを選ぶのは意外と難しいことです。それはきっと、手に取りやすいモノを選んでしまうから。

 

居酒屋で『本日のおすすめ!』という手書きのメニューを見たら、何となく頼んでしまいます。そのメニューにある魚料理は本当にお店のおすすめかもしれませんが、その魚が今が旬かどうかは予備知識と意識してみる癖がないと分かりません。ネットですぐに出てくる情報も、本屋さんで平積みされている売れ筋の本も、手に取りやすいモノです。でも、それが新しい情報かどうかは分からない。たまにしか本屋さんに行かない人だったら、ロングセラーの本を最近出た本だと思って購入するかもしれない…。手に取りやすいモノがどれも古いわけではありませんが、新しいモノを求めているなら、それが新しいかどうかを見極める習慣をつけたほうがよいかもしれません。

 

 

あなたが、最近つい手に取ってしまった商品は新しいモノでしたか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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