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どんな期待?

 

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 期待値を上回れば満足、下回れば不満。相手に満足してもらうためには、期待と成果のバランスがそうなっていなければなりません。例えば、『閉店売りつくしセール!』。その言葉の響きで、80%・90%OFFばかりを期待した人は、気持ち程度の値引きには満足しません。それでもいくらか効果があるのは、そこまで期待していないから。「閉店売りつくしって言ったって、チェーン店だから売れ残っても他の店に移動するだろうし…。50%OFFがあったら上出来かな?」

 

提示したモノを見て、相手がどのくらいの期待をするかが分からないと、期待を下回った不満を通り越して、拒絶にまで至ってしまう場合もあります。『閉店売りつくしセール!』も、2ヶ月、3ヶ月と続いて、日を追うごとに値引き率がアップしていくようなら、その瞬間に買おうとは思いません。不満になる以前に、期待をしないという状態になってしまいます。そうなってから信頼を回復するのは至難の業。相手の期待を上回るように、期待値を下げる方法をとる必要はありませんが、相手にそれを示したときにどんな期待をするかを考えたほうがよいかもしれません。

 

 

あなたは、期待を下回ったとき、それについてどう感じますか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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