デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

歩み寄らなくてもいい?

 

f:id:kazuhotel:20161102071820j:plain

 

 営業と技術。本部と現場。デザイナーと工場…など。なぜ文句を言い合うのか?どうして歩み寄らないのか?お互いにやりやすい方法を考えればいいのに…と、昔は思っていました。でも、実際にそういった両者の関わりで生まれたモノをみてきて感じたことがあります。無茶ぶりをどうにか実現させようとして、挑戦が生まれる。そして、そこから新しい手法や技術が生まれる。自分たちがやりたい理想をそのまま伝えるから、それに応えるかたちで今までとはちがうモノができる。

 

もちろん、一方的に酷使するようなやり方や、相手に全くプラスにならないことを強いるのは賛成できません。ただ、お互いがやりやすいようにしていくと、理想を妥協したり、グレードを落とすようなことに繋がりやすいのも確かです。結果、今までのアレンジにしかならないケースもしばしば…。気遣う心は大事なことですが、相手に敬意を払ってさえいれば、自分たちが考えている理想をストレートに伝えてもいいと考えるようになりました。無茶ぶりも「この人なら応えてくれる!」という期待の表れ。自分たちのことしか考えていないような場合は論外ですが、「一緒に良いモノを作りたい!」と考えている関係なら、時にはケンカをしながらでも上手くいくような気がします。

 

 

あなたは、自分の理想を相手にどこまで伝えますか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain