笑える会議？

　例えば、緊迫した空気の中で、楽しい企画を考える。目をつむって腕を組んで、険しい表情で「う～ん…」とうなっていても、なかなか良い案は浮かびません。「誰か、楽しめるアイデアを考えたやつはいないのか！」なんて怒鳴られたら、意見も言えませんよね。楽しいことを考えるときは、楽しい空気にする必要がある。ただ、みんなそう思っていても、なかなかできません。ムードメーカーがいないからです。進行役でも、立場が上の人でも、ただオチャラけているだけの人でもない、ムードメーカー。もちろん、役割を兼ねている場合も。

素晴らしいチームには、必ずムードメーカーが１人はいます。この前こんなことがありました。打合せの場で、上司の人が空気がピリつく発言をしました。スタッフたちは画期的なアイデアを出さなければ…と、ガチガチになってしまってひと言も発しません。そんなときに、ある人が自分の体験談にもとづいたアイデアを冗談を交えて話したところ空気は一変。他のスタッフからも活発に意見が出るようになりました。空気を歪ませる人はいても、作ることができる人はなかなかいません。ムードメーカーの才能は天性のものかもしれませんが、私もそういうことができたらな～と羨ましく思っています。

あなたのまわりにムードメーカーはいますか？

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＊イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。