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マンガ雑誌は色付きの紙?

 

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 マンガ雑誌、特に少年誌の紙には、薄いピンクやグリーン、クリーム色などの色が入っています。色付けの理由は、もともと余っている再生紙などを活用していて、あえて色を付けているわけではないそうですが、次のマンガに変わるところで色が変わっていたりすると、その都度新鮮な印象で読みはじめられたりしていいですよね。きれいな白い紙の単行本もいいけれど、紙だけとはいえ、色が入っているとどこか華やかで私は好きです。

 

私が大学生から社会人になって気になったことの1つが、紙の色。色でいろんな印象を与えることができるのに、どうして白い紙に黒い印刷だけのものばかりなのか?と。学校では、自分の想いやイメージを伝えるために、あらゆる手段を使っていたからです。真っ赤な背景にして情熱的な作品をプレゼンする人もいれば、落ち着いた淡い色を使って高齢者向けの商品案の資料を作る人も。色でその世界に引き込まれるようなことがありました。内容と同じくらい紙の色だって重要なはず。色の入った紙や色を付けて印刷するを余計な費用がかかる場合もあるかもしれませんが、伝えたいことがそれでより伝わるのなら、そんな選択があってもよいのではないでしょうか。

 

 

あなたは、買い物をして色の付いたレシートを渡されたら、いつもとちがう印象を持ちませんか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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