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自分にふさわしいモノ?

 

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 生活に必要なモノはほとんど揃っていて、食料品や消耗品以外は新たに買い揃えなくても十分な生活ができます。洋服だって、着れなくなったからそれに代わる服を買うということは少ないですよね。私たちが購入するものは、必需品から嗜好品に移り変わっています。でも、その変化に対応できていないケースも少なくありません。ジュエリーなど、元々嗜好品として販売されているモノが嗜好品としての魅力を伝えることができているのに比べて、元々必需品であったものが嗜好品へと移り変わった場合は、まだ必需品としての魅力しか伝えられていないように思います。

 

私はしばらく家具の世界で仕事をしていましたが、その変化を強く感じていました。ひと昔前は、その家具のスペックを説明してお客さんが納得すれば購入に至っていたのが、それでは通じなくなっている…。私たちは、必要なモノよりも、自分にふさわしいモノを選ぶようになってきています。だから、「これは、あなたにふさわしいモノです!」と語りかけなければいけない。そう考えると、自分の買い物を振り返っても、「あなたにふさわしいか、検討してください!」と語りかけられた商品は、はじめに興味がなかったとしても、つい検討していたような気がします。嗜好品の伝え方。上手に伝えている例がたくさんあるので、ぜひいろんな例を見てみてください。自分の伝え方とちがう点がたくさん見つかるかもしれません。

 

 

あなたは、自分に合っているかな~と考えて商品を検討しませんか?

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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