仕上げはおまかせ?
確かに好みはあるけど、自分で最後の仕上げをするのはちょっと…。たまにそう感じるときがあります。料理の味付けなら、濃い味・薄味、甘い・辛いなど好みはそれぞれ。だから、プレーンな状態でお客さんに出して、調味料やソースを自由にかけてもらうスタイルも多いですよね。でも、所詮は素人の味付け。自分の好みの味にするための選び方や適量、かけ方などは分かりません。ときには台無しにしてしまうことだってあります。
仕上げを任せるのは、相手のことを考えているようにみえますが、場合によっては責任転嫁になることも。「ベースは作っておきましたので、後は自由にカスタマイズしてください!」その結果、思うようにならなかったときに作り手が考えがちなのが「勝手にそうしたんでしょ。知らないよ…」。満足してもらうために作ったはずなのに、満足できない結果を知らんぷりするのはおかしいですよね。若い頃は濃い味を好んでいたので、飲食店の座席に調味料が置かれていないのを不親切に思っていましたが、もしかするとそのお店の方がお客さんのことを考えているのかもしれません。
あなたは、自分で仕上げをして失敗した経験はありますか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。