デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

感覚でやらない?

 

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 家族でよくテレビの「天才!志村どうぶつ園」をよく観ています。その中でいつも感心してしまうのが、森泉さんが犬の遊び場を作るコーナー。デザインが云々以前に、実際に使うワンちゃんたちが使いやすいかを常に考えている点が素晴らしいんです。例えば、少し高い場所にあがるためのスロープの角度。必ず、一番体が小さい子や足の具合がわるい子に協力してもらって、その子たちがスムーズに上り下りできるかを確認します。感覚で「このぐらいで大丈夫だろう」と決めつけない。自身も動物を飼っていて、これまでたくさんの動物と接して遊び場を作ってきた経験があっても、その感覚に頼ることをしないんです。

 

経験を重ねていくと、その都度調べなくても感覚的にある程度の判断ができるようになります。でもそれは、ある程度。本当に使う相手の立場で考えて、可能な限り使いやすくしようと思ったら、細かく調べることはもちろん、対象に近い人や当事者に協力を仰ぐのが自然なことなのかもしれません。でも、それをやらないことが多い…。自分の経験を過信しすぎているのもありますが、どこかで「ある程度」でよいと考えてしまっているのかもしれません。

 

 

あなたは、感覚に頼らずに実験してみたことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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