デザインのはてな

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カメラ屋さんではない?

 

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「家電量販店のヤマダ電機が一人勝ちなのは、名前に“電機”という言葉を使っているからかもしれない。」雑談の中で出てきたそんな他愛もないことですが、あながち外れていないような気がしました。ビッグカメラやヨドバシカメラが苦戦しているのは、“カメラ”だからではないかと。もちろんただの妄想ですが、考えてみると、電機屋さんのほうがカメラ屋さんよりも電化製品全般を扱っていそうな雰囲気がありますよね。仮に自分が外国人で、日本に来て家電を買おうと思ったら、“カメラ”よりも“電機”という名前のお店を選ぶかも…。

 

名前って、迷ったときの判断に大きな影響を与えると思っています。例えば、グラフィックデザイナーの鈴木さんと、デザイナーの佐藤さんの2人のどちらかに、インテリアのデザインを頼むとしたらどちらに頼みますか?2人とも優秀だと分かっていても、グラフィック専門の人には頼みづらいので、たぶんデザイナーの佐藤さんのほうに頼みます。名前で専門を絞り込むことも1つの選択ですし、変に対象を広くする必要はありません。でも、その名前が声を掛けてほしい人まではじいている可能性も…。専門以外にもできることがあって色々とチャレンジしてみたいと考えているとしたら、もっと広く捉えた名前に変えてみるのもアリかもしれません。

 

 

あなたは、迷ったときに名前で決めたことはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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