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焼肉でも食べに行こうか?

 

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 自分の都合でそうしたいのに、あたかも「あなたのためにそうするんだけど…」といったニュアンスの伝え方をすることがあります。でも、それは大概相手にバレている。だから、自分はこうしたいとハッキリ伝えたほうが、相手も自分も本当は気持ちがいいはずです。「感謝セール!」といって売れ残った在庫を安く売られるよりも「在庫一掃セール!」のほうがいい。格好わるい表現になったとしても、「在庫を一掃したい」とそのまま言ってくれたほうが気持ちが伝わります。

 

先日買った本には、商品POPには気持ちを素直に書けばいいとありました。「癒されたいなら、この本!」と決めつけた表現よりも、「私はこの本を読んで癒されました!」のほうが確かにスッと入ってきます。相手を思いやる気持ちや、相手の立場になって伝えることはとても大切なことですが、そこには少なからず自分の都合も入っている。だから、あまり「あなたのために…」が強すぎる伝え方をすると、かえって自分の都合が目立ってしまうような気がします。

 

 

あなたは、「相手のために…」といったニュアンスで伝えることはありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

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