デザインのはてな

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1曲10分は長い?

 

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 世の中の商品やをじっくり見ると、デザインは多少異なるものの似たり寄ったり。自分がそうなっていないなんて言えませんが、どうして似てしまうのかちょっと不思議。ちょっと考えてみたんですが、どんなに斬新なアイデアも、いろんな意味で扱いやすく矯正されていくような気がします。その業界の常識や形式に合わせ、サイズやカタチを扱いやすくしていくから、結果的に似たものになってしまうのではないかと。

 

例えば音楽の世界で、1曲が10分あったら長いと言われるそうです。Aメロ→Bメロ→サビの繰り返しで4~5分におさめて、サビはCMに使いやすい尺にして、売れる要素を組み込んで、話題になるように…。なんてやっていたら、似てしまうのも頷けますよね。最近ある記事で、サビよりもサビ以外の部分を盛り上げる曲や、全体を通して一切繰り返し表現のない曲づくりに積極的にチャレンジしているプロデューサーさんの話を読みました。「サビで盛り上がらないなんて常識外れだ!」といった批判もあるそうですが、そうしないと似たり寄ったりの曲で飽和状態のところから抜け出せないと考えているようです。扱いやすさは大事なことではありますが、そこに捉われずに作らないと、確かにいつまでたっても『同じようなもの』になってしまうかもしれません。

 

 

あなたが、「似たり寄ったりだな~」と感じたものは何かありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓ 

 

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