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見えないところを描く?

 

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 子供の頃、学校の先生から「写真と同じように絵を描かなくていいからね♪」と声を掛けてもらって以来、私は絵を描くのが好きになりました。未だに上手くはありませんが、綺麗に描かなくてもいいというだけで楽しめるんですよね。「写真では分からないことを描いてみたら?」「この絵を観た人に、どんなことを伝えたい?」そんなふうに、いろんなことを教えてもらって、自由に描きまくっていたのを思い出します。

 

今思えば、見えないところを描くのはとても良いことで、想像力を養うことができますし、『見えないところを描く=伝えたいことを描く』なので、自然とメッセージ性のある絵になるんですよね。どんな匂いだったのか?暑かったのか寒かったのか?どの場所で自分がどう感じたのか?…など。そうやって絵の楽しみ方を教えてもらったおかげで、どんな絵を観ても楽しめるようになりました。抽象画でも、現代アートでも。はじめてピカソの晩年の作品を観ても、変な絵だとは不思議と思わなかったんです。「見えない反対側の顔も描きたかったのかなぁ…」。いろんな絵の描き方がありますが、見えないところを描いてみるのは面白いですよね。

 

 

あなたは、見えないところを絵で描いたことがありますか?

 

 

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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

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