禁止のシワ寄せ?
自宅のすぐ近くには大きな川があって、たまに河川敷に散歩に行きます。土日には橋の下で若者がドンチャン騒ぎをしているんですが、あるタイミングからその数がドッと増えました。1回目は、川向こうの地域がバーベキューを禁止したとき。2回目は、2つ向こうの橋付近でバーベキューを有料化したときです。禁止エリアが増えるにしたがって、唯一無料でバーベキューが黙認されている自宅近くの河川敷に集中してしまったというわけです。
禁止されたエリアに行くと、ゴミも無く、穏やかで過ごしやすい快適な環境。もし自分がここに住んでいたら、禁止してくれた良かったと感じているかもしれないなぁ…なんて思います。逆の立場にいたら分からない。禁止するということは、それまでそこで満たされていた人が、別の何かで満たそうとするということでもあります。その『別の何か』を用意しないまま禁止だけしても、「他ではやってもいいよ」と言っているにほぼ等しい。地域の禁煙エリアをギリギリ超えた辺りに、タバコの吸い殻が山のようになっていたりすると、考えさせられるものがあります。
あなたが、何かを禁止されたときは、どんな行動の変化がありましたか?
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*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。
ちなみに、1年前はこんな記事でした↓