デザインのはてな

身近なところでたくさんの発見!

傷がつきはじめたら気にならない?

 

f:id:kazuhotel:20170607013357j:plain

 

 私は子供の頃からサッカーをやっているんですが、新しいシューズをおろすと必ずみんなから踏まれるというお決まりの儀式がありました。それは、ただの嫌がらせではなく、一度汚れてしまえば気にせずに使えるという理由からきたものです。「買ったばかりだから汚さないように使おう…」なんて思っていたら、思い切ったプレーができない。確かに、しばらくの間は「汚さないように、汚さないように♪」と気をつけながら大事に使うんですが、いざ汚れはじめると気にならなくなってしまったりします。もちろん、ずっとキレイに使っている人もいるので、みんながみんなそうというわけではないんですけどね。

 

少しでも汚れはじめると、気にならなくなってしまう。それは、いい意味でもわるい意味でもいろいろな物事に当てはまるような気がします。例えば、ゴミひとつ落ちていない歩道でも、誰かがゴミを捨てはじめたら、あっという間にゴミだらけになったり。何かで一度手を抜くことを覚えてしまったら、やっぱり二度目、三度目と続いてしまいます。だから、何かをキレイに保つためには、少しも汚れていない状態にしないとダメなのかもしれません。中途半端にキレイにしても、たぶんまたすぐに汚れてしまう。一度汚れはじめたモノを元に戻すのはとても大変なことで、それを実践している事例を見るたびにただただ感心してしまいます。

 

 

あなたが、汚れても気にならなくなったモノはありますか?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。 

 

ちなみに、1年前はこんな記事でした↓

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain