デザインのはてな

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考えた分だけ話せる?

 

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 人前で話すのが苦手な私が、すらすらと話せたことがありました。それまでは、話す前に原稿を書いて、それを一生懸命覚えて、その通りに話す感じのやり方。話す順序を間違えたりすると、言葉が詰まっていたんですが、そのときは、特に話す内容を決めていなかったにも関わらず話せたんです。それはあるプレゼンの場で、死ぬほど考えたアイデアを発表したとき。当時の私が考えうるあらゆる側面から検証したアイデアで、どんなことをツッコまれても答えられる自信がありました。

 

話す内容を覚えてもダメで、とことんまで考えれば自然と話せる。伝える内容が曖昧なときは、どんなにうまく話そうとしても話せない…。これってデザインにも似ているなぁと今になって思います。中身が詰まっていないものを、表面的に取り繕っても無理が出てくる。どんなに話が上手な人のプレゼンを聞いていても、内容が薄いと心に響かないような気がします。デザインの仕事がうまく進まないとき…、そんなときは大概内容が詰まっていないんですよね。逆にとことん考えられたものは、デザインしやすい。結局は、『考えた量』と『表現しやすさ』は比例しているのではないかと思っています。

 

あなたは、とことん考えたことがやすかった経験はありますか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

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