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できない人ほど難しいことをやろうとする?

 

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 この前テレビで観た素人のカラオケコンテスト。歌を参加者が自由に選べるものでしたが、どういうわけか難しい歌を選んで歌う人が多い…。そんなに歌が上手くない?といったら失礼ですが、そんな人ほど歌い方に特徴があるようなものや英語の歌詞のもの、何オクターブもの広い声域を必要とするものなどを選んでいました。逆に歌が上手な人ほど、誰もが口ずさめるようなメジャーな歌を選択。審査員の目は肥えているので、歌のチョイスに評価が影響されるようなことはなく、実際に優勝した人はカラオケ人気ランキングに入ってるような歌を選んでいました。

 

できない人なんていませんが、“できる人だと思われたい人”が難しいことをやろうとする場面をよく見かけます。例えば質問するような場で、単純に気になったことを聞いてみればいいのに、あえて業界の知識や社会的背景を絡めた内容で質問したり…。仕事で行き詰っている人などに話を聞いて見ても、「えっ!そんなに難しいことをやろうとしてるの?」と、シンプルに考えればいいことをあえて複雑にして難易度を上げていたりします。難しいことにチャレンジするのはとても大事なことですが、難しくなくていいことを難しくすると、自分の実力の無さをただただ浮き彫りにしてしまうだけかもしれません。私もあまり意味のない背伸びをしては、その度に恥をかいています(笑)。

 

あなたは、相手にできると思われたいときに、あえて難しい言葉を使った経験はありませんか?

 

 

 

*イラストに登場する人や物は、すべて架空の設定です。内容は偏った見解ですが、物事を考える上で何かひとつでも気になってもらえたら嬉しいです。ちなみに、1年前はこんな記事でした↓  

 

 

 

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